立花ゼミとの関わりについて書いてみる。
立花隆の名前は中学高校の頃からしばしば目にしていた。何と言っても「僕はこんな本を読んできた」「20歳の頃」「脳を鍛える」から
脳死に関する論考まで、本屋に行けば彼の名前で凄い量の著作が並んでいる。驚いたのはそのジャンルが多様であること。
文系理系などという壁やジャンルを越境して発言することを恐れない知識人、それが僕にとっての立花先生のイメージだった。
浪人中、勉強に飽きては三宮の古本屋で立花隆の著作を買い込んで自習室に並べて読んでいた。
そんな経験を抱えて大学に入ったため、入学後すぐに立花隆のゼミへ入ることを決意したのはとても自然なことだろう。
しかし、昨年の立花ゼミでの活動はあまり上手く行かなかった。何と言っても割ける時間が少なすぎた。
夏以降は部活とバイトに追われる毎日になってしまい、ゼミに打ち込む時間がほとんど無くなってしまった。
今年は先年の反省を踏まえて部活をすっぱり辞めた。部活に費やした時間の分、このゼミに集中したい。
いまゼミで関わっているのは昨年に自分が立ち上げて放置してしまっている「芸術の最前線」企画と、
今年新たに立ち上げた「僕らはこんな本を読んでいる」企画。二つとも、何とか形になる結果を残せればと思っている。