クラス旅行Part2、またまた伊豆へ波乗りに行ってきた。
宿泊先は前回と同じくガーデンヴィラ白浜。下田駅からバスで十分、歩いて一時間(勢いあまって歩いて来た友達が約一名いた)
の距離に立つ、とても素敵な宿である。天気予報では三日間とも曇り空の予報が出ていて、電車が下田に近づくにつれて
雨が降ってきたりして「泳げるのか・・・?」という不安に駆られたりもしたが、前回も雨の予報を覆した実績があるので、
自らの晴れ男パワーを信じて雨の伊豆高原を抜け、下田に達する。
海辺は青空だった。海の緑がかった青がどこまでも続き、沖の方にはうっすらと島が見える。晴れ男パワー恐るべし。
太陽に喜びつつ急いで宿に向かい、オーナーさんに挨拶をして水着に着替え、浜へ向かう。
台風が過ぎた後だけあってかなり良い波が来ている。崩れ方も綺麗な胸ぐらいの波。その分人は結構多かったが真夏の比では無い。
ボディボードを教えたり友達を穴に埋めたりビーチフラッグスをやったりして海を満喫する。前回よりも海水が塩辛かった。
合間を見て、今年からはじめたショートボード(今まではロング-ファンだった)に挑戦してみるが、今までとは感覚が違い、なかなか
テイクオフが安定しない。板が短いために浮力が乏しく、パドリングでかなりスピードをつけないと安定したテイクオフにならない。
二日目になってようやくコツがつかめ、それなりに安定したテイクオフが出来るようになった。出来るようになってみると楽しいもので、
ボディボードやロングボードに乗っている時よりも滑り出しの感覚が気持ち良い。波に押される、というよりは波を切る感じ。
波の力でグッと押されるというよりはシューッと波を切っていく感じがあって、耳元で波切り音が聞こえるのがとても楽しかった。
宿の素晴らしさは相変わらずで、初日の晩御飯には前と同様、豪華な舟盛りや神がかった美味しさのグラタン、伝説の海老フライ、
二日目の晩御飯(バーベキュー)では大量の肉に加えてサザエやホタテやカマスやアジのヒラキなどを堪能。
「学生がこんなの食べてすいません帰ったらチキンラーメンでしばらく過ごしますので・・・。」と謝りたくなるぐらいの豪華な食事だった。
友達が大分帰省のおみやげに『かぼす酎』という絶品のお酒を持ってきてくれたり、オーナーさんが御好意で『磯むすめ』という焼酎を
一升瓶でプレゼントして下さったり、バーベキューでお隣になったグループ(結婚祝いだったそうだ)の方々からビールやサザエやケーキ
をふるまって頂いたり、宿では沢山の人の温かさにも触れることになった。本当にありがとうございます。
結局三日間とも雨が降る事はなく、それどころかどんどんと天気が良くなっていった。
三日目の朝に窓から差し込んだ光は真夏と変わらないぐらいの明るさで、雲は夏の入道雲、そして部屋から見える海は輝いていた。
最終日、ホテルを出発して海へ向かう前に少し時間があったので、ロビーに置かれていたピアノで久石譲のAsian Dream Songを
適当に弾いてみたり『海の上のピアニスト』の楽譜をロビーで発見してPlaying Loveを片手でさらってみたりして遊びながら、ふっと
鍵板や楽譜から眼を離したとき凄いことに気づいた。なんとこのピアノのボディ、海と空が映っている!!
ちょうど窓を背にして置かれている形だったから外の風景が映り込んでいたのだ。ピアノの黒に青い空と海が映るのは感動モノだった。
三日間かけて体力の限界まで海を楽しみ、白浜を後にする。
夏の雲はいつの間にか鱗雲に変わっており、雲と溶けあう水平線を見ながら夏の終わりを感じた。そろそろ秋がやってくる。
「前回より海水が辛かった」のは「雨が少なかった」的な意味?
それとも何かの比喩表現?
変なとこが気になってしまって申し訳ないですが・・・
くそー
どうもスコアが安定しない
>N氏
いや、単純に前回来た時よりも海水が塩辛かっただけです。
台風が過ぎたあとだからか、それとも季節的な問題なのか、理由はよく分からないけど。