September 2009
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セカンド・ディメンションと『白旋風』

 

 プロと手加減なしの4ゲームマッチをしてきました。

ちょうどStormのセカンド・ディメンションをドリルしたばかりだったので、このボールをメインにして最後まで投げました。

このボール、予想していたとおり僕の球質にとても合うようです。とくに横回転を多めにして外側へ振って投げると、かなり奥まで走って

「ガタ‐落ちる!もう駄目です!あ、あ、さような・・・なんちゃって」という感じで、凄い加速感とともに内側へ切れ込んできます。

かなり回転を入れてもスムーズに走ってくれるため、無理やり手前を走らせる必要がありません。ピンアクションは壮絶の一言。

タップは普通にしますが、キックバックがとても激しい。誇張抜きに、跳ね散ったピンが左右に一往復しているように見えます。

難点はStormのボールに特有の「微妙なフレグランス」です。Stormのボールには大抵香りが人工的につけられていて、

今回のSecond dimensionにもリンゴっぽい匂いがつけられています。高校生の頃に使っていたStormのX-Factor Reloaded

にはシナモンアップルの香りがつけられていたのですが、ボールバッグにこのボールと一緒に入れていたシューズやら小物やらが

みなシナモンアップルの香りになってしまっており、さらには同じロッカーに入れていたユニフォームまでシナモンアップル臭に

犯されしまっていた経験があるので、今回はちょっと警戒しています。投げ友達の中に、Stormボールの香りに辟易して

ボールにファブリーズをぶっかけたツワモノがいるのですが、彼曰く「ファブリーズでは勝てんかった・・・」とのこと。

消臭作戦では歯が立たないようなので、今回は生政治的に隔離作戦を推し進めていこうと考えています。

 

 ボールのフレグランスに話が流れてしまいました。

ともかくこのボールを使って、久し振りに思いっきり出して思いっきり戻すラインを投げ続けました。

220-179-201-230でアベレージ207.5。対するプロはなんとアベレージ233。4ゲームまではプロにくっついていけたのですが、

最終ゲームで268を出されては230を出しても全く勝ち目がありません。プロの本気と精密なライン取りを目の当たりにしました。

また来週にリベンジマッチをやる予定なので、次こそは追いつきたいと思います。

 

 帰宅してからは、買ったばかりの焼酎用グラスに『白旋風』(宮崎県櫻の郷醸造)をロックで開けます。

この焼酎、ネットで検索してもあんまりヒットしないマイナーな焼酎なのですが、かなり美味しいです。

ジョイホワイト芋という特殊な芋を使っているために、どことなく柑橘系のニュアンスを感じるものになっており、とても爽やかな口当たり

のおかげで疲れている時でもスイスイ飲めます。一方で焼酎らしい重さがないために水で割ってしまうと味がちょっとボケてしまうので、

冷蔵庫で良く冷やしてロックにするのが一番美味しい飲み方じゃないかと思います。

異文化交流と称してこの焼酎を飲みながらフランス語の復習をやってL’Étrangerをゆっくりと読み進め、

最後にパーフェクト・ソルフェージュを少しとピストン・デヴォート『和声法』の「非転調型ゼクエンツ」の項を勉強して一日終了。

いつの間にか外が明るくなっていました。8月に比べて朝方はだいぶん涼しくなりましたね。