September 2009
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ボウリング・インテンシブと『渓流 雪たより』(遠藤酒造)

 

  投げまくった一日だった。まず、朝から大会で4ゲーム。

センターで一番上手い人と総支配人と同じボックスでちょっと緊張しつつ、無難に190ぐらいでスタート。

右のレーンは4ゲーム通じてほぼパーフェクトだったのだが、左のレーンがなかなか読めない。アングルを次々に変えていっても

7ピンが残ってしまう。ポケットには簡単に入っていくのに、あと一本が倒れない。かといって大胆なラインチェンジをしてしまうと

スプリットの危険性があったので、3ゲーム目まで左のレーンはスペアで耐える展開になった。4ゲーム目になってようやく左のレーンが

読めてくる。右でストライク、左でストライク、右でストライク、左でスト・・・ジャストに入ったのに8番が立ち尽くす(泣)

気を取り直してスペア。また右でストライク、左で今度こそスト・・・強烈にジャスト入って9番残り(泣) ひえー。

同じボックスの一番上手い人も左レーンでジャスト8番を連発しており、二人で「これはピンのオフセットだ。そうに違いない。」

ということにして自分を納得させておいた。たまにはこういう日もある。アベレージ180ぐらいで終了。

 

 夜、高校の後輩(今は大学のボウリング部に入っている)とセンターのスタッフの方から一緒に投げようとのお誘いを頂いたので、

再びボウリング場へ。もうすぐ日が変わろうかというような時間だったので、一般客はほとんどおらず、ほぼ貸切状態。

というわけでみんなでテンションを上げて思いっきり騒ぎながら投げる。

ストライクを続けてはジョジョっぽい叫び声を上げるスタッフの方や摩訶不思議なガッツポーズを繰り出す後輩に爆笑しつつ、

僕もストライクが続き始めると四レーン分ぐらいアプローチをスライディングしてみたり。(やりすぎて膝が摩擦熱で熱かった。)

もはやアプローチ上のショーである。勤務中のスタッフの方も客がいないのをいいことに僕らが投げている所へ集まって来ていて、

大変盛り上がる展開になった。テンションの高さゆえかどうか分からないが、三人ともバカ打ちしていて、200を切ると最下位決定

というかなりレベルの高い戦いに。割ってしまうとやばそうだったので、15枚ちょい出しラインでSolarisを使って狭く強く投げる。

205-169-215-170-220-235-223-211-212-180で10ゲームに及ぶ激しい試合は終了した。アベレージは204。

200を三回切ってしまったのは心残り(しかもカバーミスだった)だが、10ゲーム中にノーミスを三回含んでいたので少し満足。

200アベレージを超えるためには、1. 打ち上げること 2. 大きなマイナスゲームを出さないこと の二つが要求されるのだが

今日はバカ打ちこそしなかったものの、大体は210前後を打ち続けることが出来たので2の条件は満たせたように思う。

ここに250ぐらいのバカ打ちゲームが加わればきっと220アベレージぐらいになるのだろう。先は長い。

 

 日が変わるのもお構いなしに、最初から最後まで腹筋が崩壊するぐらいみんなで笑いながら投げた。

スランプ気味だった後輩もちょっとしたアドバイスで立ち直ってくれたし、ここ数か月で一番楽しいボウリングだったかもしれない。

やっぱりスポーツは楽しんでやるのが一番です。

 

 なお、帰宅後に遠藤酒造の『渓流 雪たより』を口開け。

東京へ引っ越して最初に友人と飲んだ酒がこれと同じ遠藤酒造の『渓流 春限定吟醸』だったため、渓流シリーズにはひときわ

思い入れがある。(ちなみに、この春限定吟醸は最高に美味しい。口の中でふわーっと華やかに味が開けてゆく。ボトルも綺麗で、

僕にとっては春の風物詩の一本だ。) 今回の『渓流 雪だより』は濁り酒で、おちょこに注いでも底が見えないぐらい濁っている。

口に含むとトロリとした舌触りと軽い酸味。そしてほんのり甘い後味。なんとなく小さい頃お祭りの日に頂いた甘酒を思い出す。

体に優しく染み込んできてとても美味しい。

これとポン酢をかけたオクラの相性が抜群で、一杯だけと決めていたのについつい何杯か呑んでしまった。

ボウリングも楽しかったしお酒も美味しかったしで幸せな一日だった。明日からも頑張って勉強しよう。