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最近読んだ本リスト

 

 駒場祭の準備に追われて最近読んだ本リストを挙げていなかったので、いっぺんにアップしておきます。

11月の二週目・三週目で読んだ本がほとんどです。立花先生から大量に本を頂いたため、自分では買わないような本が

今回は多いですね。全部の感想を書くのは大変なので今日は書籍名だけを挙げるに留めます。

 

【外交関係】

・『21世紀日本外交の課題 -対中外交、アジア外交、グローバル外交-』(星山隆, 創風社)

・『東アジアの安全保障』(小島朋之・竹田いさみ, 南窓社)

・『東アジアの中の日韓交流』(濱下武志・崔章集, 慶応義塾出版会)

・Responsibility to PROTECT(Alex J.Bellamy) のChapter 4 Prevention の項

 

【歴史関係】

『読み方で江戸の歴史はこう変わる』(山本博文, 東京書籍)

『史料を読み解く 近世の政治と外交』(藤田覚, 山川出版社)・・・史料集と思いきや、結構読んでいて楽しいです。

『風景と人間』(アラン・コルバン, 藤原書店)

 

【ノンフィクション関係】

『エーゲ 永遠回帰の海』(立花隆, 書籍情報社)・・・名著。写真だけでも値打ちがあるぐらいの綺麗さ。

『思索紀行 ぼくはこんな旅をしてきた』(立花隆,書籍情報社)・・・名著。僕が今まで読んだ先生の本の中でもイチオシかもしれない。

『パリの学生街』(戸塚真弓, 中央公論新社)

 

【新書関係】

・『人間の安全保障』(アマルティア・セン, 集英社新書)・・・有名過ぎてちゃんと読んでいなかったため、この機会にきっちり読みました。

・『レヴィ・ストロース入門』(小田亮, ちくま新書)・・・『構造人類学』を読んでいるので、参考にと思って買った。中々わかりやすい。

・『ギャルとギャル男の文化人類学』(荒井悠介, 新潮新書)・・・果たして文化人類学なのか疑問だが、読む分にはまあまあ面白い。

・『愚の力』(大谷光真,文春新書)

2 comments to 最近読んだ本リスト

  • 北嶋 典

    木許さんは、なかなかの読書家ですね。
    歴史関係にはかなりの興味をお持ちと拝見致しました。私は、今日中公新書2030「上海」を読み終わりました。
    上海の歴史は勿論、アヘン戦争後の上海の展開を英・米・露・日・楢(ユダヤ)・中国の移住者・出張者から観た研究による独自の歴史観が纏められ、他に類がない内容となっています。意外にこの種の都市案内は見当たらないものです。
    英国が上海事変後、日本に押されて撤退を余儀なくされた事、ロシア貴族の末裔が上海に根を下ろした事(横光利一の「上海」を裏付ける様な内容ですね。)意外な事がよく解ります。
    来週月曜日発売の「日経ビジネス1518号」P24-25にも上海の奇麗な写真が掲載されていますが、中国の経済指標は今や北京でなく上海にあるような感じですね。

  • 木許 裕介

    >北嶋さま
    コメントありがとうございます。
    本は一日一冊何か読まないと落ち着かないタチなので、それなりに読み、それなりに散財しているのですが、
    いずれにせよ立花先生に比べれば本当に些細なものだと思います(笑)

    歴史関係はやっぱり興味がありますね。大学に入ると(しかもヨーロッパ地域文化研究やフランス現代思想を専攻にすると)
    どうしても日本史を学ぶ機会が減ってしまうので、日本史関係の本は必ず一カ月のうちどこかで集中的に読むように
    意識しています。個人的に、自分の国についてのある程度の知を持っておくことは大学生のちょっとした義務だと考えています。

    中公新書の『上海』、さきほど購入してきました。まだ読んではいないのですが、北嶋さまのコメントから察するに
    かなり面白そうな内容ですね。上海は北京に並んで経済発展の盛んな地域に挙げられていますし、
    北京・上海高速鉄道計画なるものも現在進行中とのこと。中国の経済情勢および多国籍企業の動向を見る上で、
    上海はこれから目が離せない地域だと思います。

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