長い間愛用しており、僕の勉強時間の多くを支えてくれていたgigabeat-Vの80GBモデルがぶっこわれた。
これに入れた全音楽データ(CDにして500枚ほど)と貴重なリハーサル・演奏動画が全部消えた。ショックすぎる。
特に何かをしたわけではないのだが、いったいなぜだろう。そろそろ中身を整理せよということだろうか。これがなければ勉強の
ペースが一気に落ちてしまうので、ダッシュで帰宅してリカバリー作業にとりかかる。リカバリーといっても家にあるCDを一から録音
しなおして手動で曲名を打ち込むという、死ぬほど地道な作業である。CD情報をネットから引っ張って来ても良いのだが、なんとなく
「第一楽章:アレグロ・コン・ブリオ」などと表記されるのが許せない。中学生でSonyのフラッシュメモリ型プレイヤーを使いだして以来、
曲目は「1st mov Allegro con brio」などの横文字表記で統一してきたために、そうでなければ微妙に落ち着かない。
ましてや演奏者表記が「アルトゥール・ベネディッティ・ミケランジェリ」などと表記されるのは耐えがたい。
というわけで500枚近くの曲目や演奏者データーをすべて手作業で打ち直す。現在150枚ぐらいを録音したところで力尽きた。
続きは明日にしよう。何の役にも立たないが、1st movと音速でタイピング出来るようになった。
週明けから学校が始まるので時間割を組んでみた。
いくつかの専門科目(システムが良く分からない。地域の場合、小地域を決定するのは一か月先なのに、小地域の専門科目を
すでに取らねばならないのだろうか?というか、専門科目って単位認定されるのだろうか。副専攻まで考えたら意味不明な複雑さだ。)
はとりあえず取るとして、あとは前期教養の授業で面白そうなものとフランス語関連をいくつかと、後期教養の他学科の授業を取る。
【月曜】
1限 フランス語初級会話・・・発音がヤバいのでネイティブの先生の授業を。起きられるかどうか怪しい。
2限 文化の社会科学・・・相関社会科学分科の授業。これは素直に面白そう。
3限 フランスメディア環境論・・・〈反復〉の詩的機能を確認するらしい。マラルメを読んでみたい。しかし「国際関係史」も捨てがたい。
4限 相関社会科学基礎論・・・シラバスは良く分からないが面白そう。
5限 全学ゼミ「ジャズダンス」・・・なんとなく(笑) 月曜はこのあとに試合が入ってるからあんまり動きたくないので、初回だけ覗くか。
【火曜】
1限 フランス思想テクスト分析・・・人類学的構造主義について。レヴィ=ストロースはちゃんと読んでいないのであさって購入する。
2限 フランス語会話中級・・・余裕があればとる。
3限 フランス歴史社会論・・・物凄くややこしそうな原典テクストを読むようだ。
4限 ドイツ語・・・必修。ドイツ語も忘れないようにせねば。
5限 ニーチェと現代or食ゼミ・・・ドイツ語の後なので。ドイツ系ではニーチェとハイデガー、ハーバーマスはしっかり読んでみたい。
【水曜】
1限 なし。ピストン・デヴォート『和声法』の勉強に充てる。
2限 フランス語精読or多文化主義研究・・・後者は相当ハードな予感だが、絶対面白そう。
3限 公法研究・・・カール・シュミット『独裁』を読む授業。政治哲学・政治思想にも興味があるので、シュミットはぜひ読んでおきたい。
4限 フランス語中級会話・・・これも余裕があれば。
5限 言語情報文化論・・・言語情報科学科の授業。なかなか面白そう。
6限 立花ゼミ・・・デフォルト。今学期は指揮レッスンの都合上、あまり遅くまでは残れないかもしれない。
【木曜】
1限 国際関係論・・・昨年受講したので、初回にちょっと冷やかすだけ。
2限 比較思想論・・・比較日本文化論学科の授業。ディスカッション主体っぽいので楽しみ。「軍縮と安全保障」という授業も気になる。
3限 国際取引・・・国際関係論分科の授業。たまには法律もやらないと。
4限 フランス表象芸術論・・・週一ぐらいのペースで表象文化論絡みの何かを入れたい。
5限 現代外交論・・・木曜日は国際関係論dayになりそう。実はこの時間の漢方医学を取りたいのだが、本郷は時間的に無理っぽい。
【金曜】
1限 なし。自分でフランス語を進める。
2限 メディア分析演習or文化人類学理論・・・せっかくなので文化人類学にも触れておきたい。
3限 フランス文学テクスト分析・・・ボードレールやランボーを読みます。
4限 方法基礎(ドゥルーズ)・・・もぐり。昨年の自分たちの発表によってドゥルーズを扱うことになったと思うので、展開が見たい。
5限 社会意識論or比較芸術orファッション産業政策・・・最後のはオムニバス的なゼミ。ちょっと覗いてみるぐらいかな。
とても教養学部らしい時間割になった。後期教養の各学科の垣根の低さを出来るだけ利用しておきたいと思う。
しかしこれを全部取ると確実に死ぬので、実際にはここからかなり削る予定。
教育学部の金森ゼミにも潜りたいのだが、時間帯が不明なのでここには含めなかった。お手数ですがご存知の方は教えてください。
履修計画が被っているものがある方はよろしくです。
なお、午前中に椎名誠『全日本食えばわかる図鑑』(集英社)、夕方に山本文緒『あなたには帰る家がある』(集英社)を読了。
結婚っていったい何なんでしょうね。後者の本からは色々考えさせられます。
gigabeatって浪人中に入手したやつ?
だとしたら2~3年で壊れるのは早いような気がするが、こんなもんなのか?
椎名誠は「あやしい探検隊」のシリーズが好きやな。
全く見事に被らない。ドイツ語と食ゼミくらいですね。
フランス語が中々決まらない…他の人々はどう履修するだろうか。
月4の相関社会科学基礎論、次回からでも参加できる感じでしょうか?
久しぶりにのぞかせてもらって、前の記事も読んだのですが、…大澤真幸!
といっても、最近知ったのですが。(しかも『自由を考える』で)
自分の勉強不足を痛感します。
金森先生、UT-Mateを見ると金3に「知識論・学問論演習」があるみたい…
>N氏
先日のproportionをめぐる議論は大変面白かったですね。
gigabeat、浪人中の夏に突然購入してきたあれです。
データー必死に入れなおして、二日目にまた勝手にフォーマットされました。
限界かもしれません・・・。
>ばーど氏
食ゼミにはごくまれに顔を出したりできるかもしれません。
フランス語、ノイローゼになりそうなぐらい漬かってます(笑)
>さくらこさん
相関社会科学基礎論は十一人担当者を決めて発表、発表しない人はレポートを書いて提出、
出席は好きなようにして下さい、という授業なので、すでに発表割り当ては終わってしまいましたが
レポートを書けばいつでも参加できると思います。
ちなみに僕もこの授業で発表するのですが、ここぞとばかりに大澤真幸の論文を指定しました。
金森先生の金曜三限潜りたいけれど必修が重なっているみたいです。残念過ぎる。
今日は本当にお世話になりました。
立花先生に初めてお会いする事ができましたし、生の講義を受ける事ができました。
一生の記念になるでしょう。今も感激で手が震えています。
編集の仕事は、私も地図の編集をしておりますが、ともかく時間と手間がかかります。
トラブルが常につきまといます。
器用な木許さんですからこそこなせる仕事ではないかと考えます。
実りがある学生時代を過ごしていらっしゃった事が、今日お話をさせて戴いた事にもよく現れていたと思います。
インターネットは便利なものです。
今後とも宜しくお願い致します。
平成21年11月22日