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必修のテストが終わりました。

 

 やっと必修のテスト二つが終わった。ドイツ語のテスト翌日に英語のテストはキツい。

canと書きたいところをkannと書いてしまったり、動詞が二番目に来ていないと(ドイツ語の大原則)妙な違和感にかられたりする。

とはいえThe British Empireに関する英語のテストは異常に簡単だったのでホッとしている。先生の優しさに感謝。

アトリーはどこの政党に属していましたか、なんて設問はDVDを見てリスニングするまでもなくみんな答えを書いていた。そりゃそうだ。

 

 必修のテストは終わったものの、選択科目のテストやレポートが何個か残っている。具体的にはハンドボールのレポートや、獣医学

・宇宙科学のレポート、そして生権力論・記号論のレポートなど。(こうやって並べてみると無秩序でいい感じですね。教養学部らしい。)

成績がかかっているのでこれらをキッチリと片付けつつ、しばらく休憩していた立花ゼミの活動にもコミットしていきたいと思う。

テスト期間中に読んだ8冊の本のレビューも書かねばならないし、「運命の七冊」企画にも本腰を入れねばならない。

といいつつ、KIRINさんとのワークショップのフライヤーを依頼されているので、週末はこれのデザインを考えるのに時間を注ぐ。

第四回はキリンのビール工場見学。ちょっと大胆なデザインにしてみようかと考えている。

 

 そういえばテストの間だったので返信し損ねていたのだが、ここに時々コメントをくれるH氏から、

「ボウリングのスコアが200の大台に乗りかけた!」というメールとスコアシートの画像を貰った。

最後に2‐10のスプリットになってしまったのが残念でしたね。特に10フレは絶対に三回投げたかった。

10フレを落としたくないときや200に何とか乗せたいときは、ストライクにはならないかもしれないが絶対に割れない

(=スペアが取れる)コースに絞って投げる方法はアリだと思う。アベレージを維持したいときとかに安全策として使うと有効です。

右投げなら意図的にブルックリンのコースに入れてみるとか。ちなみに、僕も先日投げに行ってきたが、10ゲーム投げて

アベレージ193。しかし200アップは一回も無いという奇妙な展開になった(笑) ヘタレである。 

こういうときには大胆にコースを変えてみてストライクの続くコースを探すことが必要になってくる。一週間前に210アベを叩いた時は

レーンの変化に合わせて大胆に動くことが確かに出来ていた。安全策と大胆さ、冷静と情熱の駆け引きもボウリングの難しさの

一つなのだろう。本当に奥深い。とにかく、H氏もメキメキと上達しているようなので、夏に一緒に投げるのが楽しみだ。

 

動いて考え、そして書く。

なぜか今日はスポーツトライアスロンの一日だった。
二限ソフトボール⇒四限サッカー(クラスの友達と勝手に)⇒夜にボウリングの試合×2というトライアスロンである。
久し振りにこんな事をしたから、ちょっと体が筋肉痛になっている。

一番気合を入れて臨んだのは夜のボウリング。その甲斐あってか、ついにプロに完勝することができた。
これで通算イーブン。次の試合で勝ち越したい。
もう一試合は、知り合い(どちらもある大学のボウリング部に所属している)S君とTさんとの試合。
僕が部活を辞めて以来一緒に投げるのは久しぶりだったこともあり、思わずテンションが上がる。
他の二人もかなりハイテンションで楽しそうに投げており、なかなか白熱した試合が展開された。
一ゲーム目、200を超えないと最下位になってしまうというかなりハイレベルなスタートを切り、
終盤少しペースが落ちてきたものの依然としてミスが許されない展開が続いた。
5ゲーム終わってAve190ちょっとをキープできていたため、試合には勝つことが出来たが、
ジュースを賭けた最後の5ゲーム目はTさんに負けてしまい、トータルは勝ったのにジュース代を払わねばならない
という謎の事態が発生した(泣) とても楽しかったので良しとしよう。

帰宅してからは金曜日の基礎演習の模範(?)プレゼン用原稿を考える。
テーマは昨年と同じものでは面白くないので、別のものにする。今回のプレゼンでどのようなものをやれば
一年生の参考になるかと考えた末、一年生の研究内容や進行状況、それから現時点で「ぶつかっている壁」を考慮して

1.具体例からアカデミックなテーマに昇華させる。
2.抽象論の変形に留まらず、具体例との関連を持たせる。

というニ点の手法を兼ね備えた内容が必要だと言う結論に至った。
具体例で留まっている人にも抽象論で留まっている人にも参考になればと思う。
なおかつ、話の中にみんなのテーマにとってヒントになるような言葉を散りばめていきたい。
答えではなくヒント。個々の研究にとっての起爆剤になるようなもの。今のところテーマは
フーコーの思想を時事的な話題に適用し、一方で時事的な話題の中からフーコーの権力論に繋がる要素を見出すことのできる
テーマとして、少し前にブログに書いた『マスクと視線の生政治学』で行こうと考えている。
フーコーの思想をただ紹介するのではなく、彼の思想をヴァリエーションさせて現代と絡めること。
フーコーは”Entretien sur la prison: Le livre et sa methode,” P.753(「監獄についての対談 本とその方法」P.372)
でこう述べている。
 
「私なら自分で気に入った人間だったら、それを利用しますね。
ニーチェの打ち出したような思想に敬意を表する唯一のやりかたは、それを利用し、それをねじまげてキーキーいわせることですよ。」

集中力を駆使した一日

 

 火曜日は授業がほとんどないので、基本的に楽器練習dayなのだが、今日は趣味全開で生きた一日になった。

昼ごろから、クラスのK君と二人だけで下北沢の松山にてビリヤード。一人で行ったりするときにはキュー(メウチ)を持っていくけれど、

今日は公平を期すためにハウスキューで勝負した。K君は初心者よりちょっと上手いぐらいのレベルだったのに、この一年のうちに

中級者顔負けの実力に成長したため、気を抜くと簡単に負けてしまう。特にクッションの上手さは僕よりも遥かに上である。

 ビリヤード場は閑散としていて、僕ら二人以外の客はいない。薄暗い店の中に涼しい風が時々吹いて来てカーテンがなびく。

その中で闘うこと三時間。ナインボールのみ、合計21セット。

最初は交互にセットを取りあっていたが、途中僕がブレイクナイン含む6連勝したかと思うと、K君に5連勝を奪われたりする。

ひとつのミスが流れを大きく変えてしまう事をお互い肌で感じていた。言葉も少なくなり、段々本気ムードが高まってくる。

20セット終了後、まさかの10-10。時間との兼ね合いで、次のセットが最終ゲーム、つまり21セットマッチの勝敗になる。

大会でもないのに、21セット目は異常な緊張感で始まった。

連勝して流れに乗るK君のブレイク。彼はブレイクはあまり得意でないので、そこそこ無難に割れる。

僕も1-2-3と続けて落として4でポケットを外したので交代。ここでK君が打ったショットが試合をさらに緊張感あふれるものにした。

なんと、4番にあたって9番がサイドポケットギリギリの位置まで動いてしまった!!

ツノにタッチしていたから角度は限定されるとはいえ、僅かな力がかかった瞬間に落ちるのは誰が見ても明らかな状態。

9を直接狙いたいが、残り玉が非常にシビアな配置。スクラッチはお互いにとって即死を意味するから、絶対に避けねばならない。

5を慎重に狙いつつ、隙あらば9に持って行く形でネクストの6への位置取りを考える作戦を取った。

5-6と入れて7でチェンジ。まずい。7は長クッションにほとんどタッチしているが、クッションタッチギリギリの球をカットするのが

K君は異様に上手い。予想した通り、見事なフェザーカットで7をコーナーに沈められてしまった。残るは8-9のみ、そして9は

瀕死の状態である。物凄くマズイ。8を長クッションに入れて戻して9にかすめて9をシュートしようとするK君の渾身のショットは、

9の本当にギリギリ、触れたか触れなかったか分からないほどギリギリのラインで奇跡的に外れた。

チェンジ。僕が入れるならここしかない。外すと間違いなく次で取られる。

穴フリを考えながらドローショットで8をコーナーに落とす。ネクストもいい場所にいった。残るは9のみ。

これを外すと確実に負ける。21セットが水泡に帰す。久し振りに緊張でドキドキした。

撞点センター。力加減は中くらい。全力で集中して、9番をサイドに沈めた。

この瞬間の解放感といったら、並大抵のものではなかった。世界がバーっと明るくなるような、というと

もっとビリヤードが上手い方には大袈裟に思われるかもしれないが、ほんとうにそんな感じだった。

K君と再戦を誓い、下北沢を後にする。ビリヤードは楽しい。K君はじめクラスのみんなと出来るようになって良かった。

 

 夕方はボウリングのインストラクションを頼まれていたので、ちょっとしたコツを教えたり、ついでに僕も投げたりする。

初心者に毎回教えるのは、0:アプローチにあがるタイミングについて&リターンラックからボールを両手で取り上げることのススメ 

からはじまり、1:まずスパットを見ること 2:立ち位置を毎回意識すること 3:手を握手するように振り切ること 4:左手の使い方

を教える。これだけでかなり安定する。そのあと、実戦で個別のスペアの狙い方に入り、癖が分かってきたら助走のタイミング改善と

プッシュアウェイの出し方を教える。ここまでがスムーズに出来れば、あとは投げているうちに自然と出来るようになってくる。

少なくとも、今までガターに投げ込んでばかりでいた人は滅多に溝掃除をやらなくなるだろう。そしてピンの狙い方が分かれば、

ボウリングが持っているスポーツ的な楽しさを理解してもらえるようになる。

今日レッスンした人も、どうやらボウリングの楽しさにハマってくれたようで嬉しかった。

ついでに投げていた僕は、今日はハイシリーズ675(220-220-235)で中々の調子。ビリヤードで集中力を高めた効果か。

220の二回はいずれも5フレでスペアミス(予想以上に中が先客によって伸ばされていた。判断ミス。)しているから、これが無ければ

700シリーズだったのに、と悔やまれてならない。まあ隣に入ったおじさんたちと仲良くなったから今日は良しとしよう。

前にも書いたが、ボウリングの醍醐味は、多様な年齢層、様々な所属の人と接点を持つ機会にこそある。今日も楽しかった。

 

 ちなみに、本日を持って22歳になってしまいました。20歳ぐらいまでの誕生日はメモリアルな感じがしたけれど、それを超えると

記念的な要素が突然減ってしまいますね。「やったーゾロ目だー!」と喜んでみても虚しくなるだけですし(笑)

聞くところによると立花先生は明日が誕生日だとか。明日のゼミは誕生日記念ディナー(仮)に行くため欠席するので、

立花先生お誕生日おめでとうございます、と今日のうちにここで書いておくことにします。ゼミ生の方、よろしくお伝えください。

これまでの経験や出会いを大切にしながら、新しいことにも沢山挑戦しつつ、22歳を振りかえる価値ある時間にしたいと思います。

 

スポーツで人と出会う一日。

 

 昨日は看板のデザインに没頭していてブログを書く余裕が無かった。でもとりあえず完成したので良しとしよう。

画像を載せようと色々やってみたのだがなぜかエラーが出て画像が表示されない。仕方ないので文字で宣伝する。以下、宣伝。

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五月祭で焼鳥を食べたくなったあなたは、【焼鳥屋とぅるてるたうべ】 にどうぞ!

一本100円でネタはネギマ・かわ・砂肝から自由に選択できます!また、味は塩とタレの二種類を用意してあります!

「ブログを読んで買いに来ました。」なんて言えば、もしかすると秘密のサービスがあるかもしれません。お楽しみに!

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宣伝終わり。

というわけで是非来て下さいね。

 

 さて、今日は二限がソフトボール。暑いぐらいの日差しに涼しい風が時折吹いてきて、最高に気持ちいい天気。

こんな天気の下で運動をしてテンションが上がらないわけがない。楽しく試合をやって、連勝した。今のチームは守備も攻撃も

素晴らしく上手い。キャプテンということで、前回の試合ではあんまり打たないようにしていたのだが、みんながガンガン打っていく

中で凡退するとちょっと悲しくなるので、今日は遠慮せずに打って打点4。真芯にあててセンターに返すととても爽快な気分になる。

 

 続く三限の政治Ⅰを自主休講にしてテラスで山川出版の『新体系日本史2 法社会史』を読んだりフラ語の単語を覚えたり、

エーリヒ・クライバーとACOの『田園』(確か1953年ぐらいの録音)を聞いたりしていると、向こうから見覚えのある人がやってきた。

先ほどソフトボールで一緒だった人である。四限の授業で同じものを(かんさんじゅん)を選択していたので、一緒にかんさんじゅんを

受ける。朝鮮戦争にまつわる映画(Joint Security Area)を見た。自分では絶対レンタルしない内容の映画だ。

でもレポートを書かねばならないので、一応真剣に最後まで見る。内容はここに書き切れるものではないから書かないが、

ショットの切り替えが安易すぎて映画の価値を落としているように思えてならなかった。

 

 五限は高等動物の比較生物学。今日のテーマは、動物も痴呆症にかかるか、というもの。

前回の「毒」にまつわる話に比べてあまり面白くなかった。

ピアノで久石譲 Asian Dream Song を何回かさらったのち、ボウリングに行く。

やたら盛り上がっている団体が二組いてお互いとても楽しそう。きっと大学生だろう。

投げているうちに、横のボックスで投げていらっしゃった妙齢の女性とちょっと親しくなる。色々話をしながら9G投げ切った。

はじめて話した人なのに「また一緒に投げましょうね。」と言って頂き、社交辞令だったとしても大変嬉しい気持ちになる。

 

ついでにここに書いておこう。

僕がボウリングを続けている一番の理由は、色々な人と交流を持つことが出来て楽しいから、という理由である。

スポーツとしてボウリングをやっていると、年齢層も職業もばらばらの人と仲良くなれる。

自分と全く違う世界を生きてきた人たちの話を聞かせてもらうことが出来る。思い返せば、ボウリングをやっていたことで様々な人に

出会ってきた。大阪フィルの元奏者の方、主婦の方、左官屋さん、企業の社長さん・・・年上の人に限らず、先日にはコンパ前に

ボウリングに来ていた日本大学の一年生の集団ともl仲良くなった。このように多様な方々から教えて頂いたことや、

見せてもらったことは、到底ここに書き切れるものではない、いろんな世界があるんだなあと毎回毎回思う。

 

 ボウリングを通じて、本当に貴重な出会いをしてきたと思う。その意味では、学生連合に入って投げていた昨年は本当に不毛だった。

学生連合に入って投げる、ということは、組織に所属しているという安心感を得られるかもしれないが、色々な人と出会うという

可能性を自ら拒否することになってしまう。開かれた環境でボウリングを通じて自由に人との交流を行うことが可能な今のほうが、

よっぽど楽しい。昔、僕の師匠が

「マイボウラーとかハウスボウラーとか、そんなものはボウリングにとって関係ない。学生たちが大声で騒ぎながらやろうが、

腕に何かメカメカした装置を付けたおじさんが一生懸命投げていようが、それはどちらもボウリングだ。

ボウリングはマイボウラーのためのものではない。レジャーの楽しみ方だってあっていい。だから、レジャーボウラーにいやな顔をする

なんて論外で、レジャーボウラーたちと一緒に楽しく横のボックスで投げれるようにならなければいけない。楽しく、良い投げ方で

そして良いスコアを出していれば、注意なんかしなくてもレジャーボウラーは右側優先を守ってくれるようになる。

周囲の人との関わりを楽しみながら、とにかくボウリングを楽しめ!」

と言っていたが、まさにそういうことなんだと今になってこの言葉の意味を噛み締めている。

 

 そんなこんなで、今日はスポーツを通じて色々な人と出会う一日だった。