あさ、ふとつけたラジオ。
流れてきた曲がウェーバーの魔弾の射手序曲であることに気づき、嬉しくなる。
聞くうちに、「ああ、これはきっとカルロス・クライバーの演奏だな」と何となく感じる。
煽るようなリズム、主旋律と低弦のドラマティックな扱い方。
聴き進めるうちに何となくが確信に変わり、果たしてラジオは彼の名前をアナウンスする。
嬉しくて朝からテンションが上がった。続いて流れたのはシノーポリのシューマン二番。
それにしても、いったい誰のセレクトなんだ?と思いつつラジオに耳を傾けるうちに、
この番組が黒田恭一の追悼記念だったことを知った。御冥福をお祈り致します。
ひる、駒場の某所にてゼミの企画会議。
立花ゼミの企画会議は、どこまでが会議でどこからが雑談なのかが分からない。
雑談の中から突然企画やアイデアが生まれる。頭の片隅にテーマを置きながら、みんなと雑談しつつ
雑談が化学反応を起こす瞬間を待つ。このブレインストーミング的な感じ、僕は好きだ。
よる、下クラと下北沢にてビリヤード。
前回教えたメンバーはもう何もアドバイスせずともガンガンゲームを楽しんでいるので、
今日がはじめてという数人に集中的に基本を教える。みな呑み込みが早いので教えていて楽しい。
ビリヤードは最初が肝心な競技だ。最初に変な癖がついてしまうと上達が遅れる。だが、最初にしっかりと
ブリッジの作り方やスウィングの基本を教えてもらいさえすれば、それなりの所まですぐに上手くなると思う。
そして実戦の中でイマジナリーボールやクッションシステム、ひねりなどを身に付けていくと、
もうビリヤードの楽しみから抜け出せなくなる。
ビリヤードは年齢や性別を超えて同等に楽しめるゲームなので、今後、ビリヤードが下クラ(と上クラ)の良い
コミュニケーションの機会になればいいなと思っている。下クラのビリ研と上クラのビリ研で勝負をする日が楽しみだ。