明け方までブラームスの一番とシベリウスの七番を勉強していた。眠りにつこうと思っても猛烈に楽器を練習したい気持ちが襲ってきて目が冴えるばかり。
無理矢理寝てみたものの、夢の中ではブラームスの「七番」が出来上がっていて眠った気がしない。
反動のように、今日起きてからは楽器を弾くことだけで陽が沈んだ。
夜に振りにいくブラームス一番に備えて、(僕のレベルでは無いに等しいとは言え)フルートで吹けるところを吹いてみて、
疲れたらピアノの前に移動して、飽きたら弾けないチェロを弾いて休憩している。それぞれ使う筋肉が違うので、こうして巡っていくのは悪くないなと思う。
頭と身体をすっきりさせてもう一度スコアの前に向かう。そうすると先程とは少し違うものが立ち上がってくるのだ。