長らく更新が滞ってしまいました。ちゃんと生きています。
いきなりですが、本日より三週間ほどフランスとドイツへ行ってきます。フランスでは語学と音楽をちょっとだけ勉強しつつ、パリをぐるぐる。
さきほど(直前までホテルをとらなかったので、現地へ直接電話して空き室確認などする羽目になりました。かなり大変でした。)ホテルが
決まり、ムーラン・ルージュの近くに泊ることにしました。パリを巡ったり、パリにいる友達と演奏したりと充実した時間になりそうです。
ドイツでは、ヨーロッパの財団主催の国際セミナーに参加してきます。というのは、運良く、東京大学大学院の修士課程を
主な対象とした “The European Union under the Lisbon Treaty: Past Experiences and Future Challenges” という
2010年度の派遣プログラムに選抜して頂きました。見て頂ければ分かるように、このプログラムは「欧州研究」それも社会科学的な
性格の強いものなので、人文科学を主なフィールドにしている僕にとっては、少し慣れない部分の多い領域になることと思います。
僕以外の参加メンバーの所属を見てみますと公共政策の大学院や国際関係論専攻の院生の方々が多い様子。
自己紹介タイムで「フランス現代思想や生命倫理が主な興味です。」とはちょっと言いづらいかもしれませんね(笑)
ともあれ、選抜して頂き、しかもEuropean Fall Academyという財団から約30万円もの支給を頂いたからには、出来る限りのことは
やらなければなりません。プログラムとしては、今年の冬に参加してきた「〈身体論〉南京大学特別講義」と同じように、各国の
学生たちと共に講義を聞き、ディスカッションなどしてくることになるでしょう。EUの機関へのショート・トリップもプログラムに組まれて
いますので、座学だけでなく、自分の足を使って色々と見聞を深める機会になりそうです。
もちろん全て英語なので大変ではありますが、学部三年の時点で、しかも人文・社会の両方の分野で海外へと派遣して頂けるのは
本当に嬉しい限り。精一杯やってきます。
三週間ほど音信が途絶えることと思いますが、パリにはWi-Fiが飛び交っているようですしiPadとVaio-Pは持っていきますので
パソコンのメールチェックやTwitterの@チェック、スカイプなどは出来るはず。御用の方は携帯ではなくこちらの方へ連絡を
入れておいてください。よろしくお願いします。
では、行ってきます!