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立花ゼミの新入生へ

 

などと題して、一ゼミ生に過ぎない僕がちょっと大きなことを書いてみようと思う。

立花ゼミの新歓は先日を持って無事終了した。(もちろん、興味を持った方はこれ以降でもいつでも入ることが出来ますよ!)

模範ブレストや自己紹介をやりながらずっと思っていたのは、「人めっちゃ多い!」ということに尽きる。

放射状に並んだ椅子と新入生たちを前から見ていると、まるでオーケストラに見えるぐらいの人数だった。

「ゼミ」と名のつくサークルにこれだけ人が集まるのは異例だろう。ひとえに、新歓係として体力と知恵を注いだ二年生の二人の

おかげである。ほんとうにお疲れ様でした。

 

沢山の人が来てくれたけれども、立花ゼミには「セレクション」なるものはないので、希望する人は誰でも入ることが出来る。

しかし参加する人は段々減っていくかもしれない。というのは、立花ゼミは何かやることが上から降ってきたり、やることが

決まっていたりする場所ではないからだ。一人ひとりの好奇心や情熱を原動力にしているので、一人ひとりがモチベーションや

問題意識を燃やし続けなければ立花ゼミの魅力は失われてしまう。常にクリエイティブであることが要求されている。

それはとても大変なことだが、自分で自分に着火し続ける限り、立花ゼミは他のどこでも出来ない経験が出来る場所になるだろう。

 

コンパでも少し話したけれども、立花ゼミは大学の外に通じる「出口」なのだと感じている。

一つの安定した組織(大学)に所属していると、外部に対して無関心になってしまいがちだ。

そんなときに立花ゼミという「出口」から吹いてくる風を受けると、自分のいる世界が全てでないことに痛いほど気付かされる。

色々な世界があって、世界には色んな人がいて、色んなことを考えている。

当たり前のことだが、それは衝撃的なことなのだ。

 

そして 「出口」は同時に、「入り口」でもある。どんな入り口になるのか、つまりどこに「ドア」を付けるのかは自分次第。

最先端の科学技術への入り口。あるいは現代を生きるアーティストの思考への入り口。

火花の散る最先端に自ら足を踏み入れる。遠い存在だと思っていたあの人の近くに飛び込んで、直接話を聞く。

そんなふうに、座学では決して味わうことの出来ない、刺激的な経験が待っているだろう。

 

 

 

今日から2010年度立花ゼミは動き出す。改めて、立花ゼミへようこそ。

世間話からアカデミックな話まで、新入生の皆さんと沢山の話が出来る事を心から楽しみにしている。

出来るだけ早く皆さんの名前を覚えようと思っているので、仲良くして頂ければ幸いである。

どんどんアイデアを出して、遠慮なくアイデアをぶつけあって、面白いことをやりましょう!