久しぶりに更新。前の記事に書いたスケジュールをなんとかひと通りこなしました。
その間、フルートでA氏のピアノとアンサンブルして遊んだり、センター試験の問題を見たりしていましたが、今年のセンターリスニングの
内容を見てびっくりしました。なんとハイドンの「告別」シンフォニーについての話が出題されています。
まず「ハイドンの告別交響曲についての説明を聞いて以下の問いに答えよ。」とあって、設問は
「『告別交響曲』の結びでは誰が舞台に残っているか」(問23)
「なぜその田舎の宮殿では音楽家たちは不幸せだったのか」(問24)
「ハイドンのこの交響曲に込められたメッセージは何だったか」(問25)
の三問となっています。クラシックをよく聞く人にとってはリスニングするまでもなく回答できる問題だったのではないでしょうか。
(Wikipediaでこの曲を検索すると「2010年のセンターに出題された」との解説が既に加わっていてびっくりしました。)
しかもこの「告別」交響曲は昨年(2009年)のニューイヤーコンサートでダニエル・バレンボイムがプログラムに入れており、
TV中継では演奏の際に「告別」交響曲についてのエピソードが流れていたので、それをたまたま見た人も結構いたと思います。
ついでに国語の現代文では中沢けい『楽隊のうさぎ』という有名な本から出題されていたりと、今年は音楽をやっている人間にとって
少し有利な出題だったかもしれません。指揮法の同門の先輩方に一度見せてみたいと思います。
肝心の指揮法自体もかなりいいペースで進んでおり、エチュード四番に奇跡の一発合格を頂いたので次の曲、第五番に入りました。
五番はBeethovenの交響曲一番の二楽章なので、しっかりと気合いを入れて望まないとすぐにボロが出てしまいそうです。
楽譜屋さんからフルスコアを取り寄せて、教程に乗っているピアノ編曲版と見比べながらじっくりと勉強することにします。
一番はあまり日常的には聞かない曲なのですが、CDラックをちょっと整理してみたら意外にも十枚ぐらい持っていました。
ただ、一番単独(あるいは他の交響曲とのカップリング)のCDは少ないですね。ほとんどはBeethovenの交響曲全集としてです。
手始めにフルトヴェングラーの54年ライブ(Radio-Sinfonieorchester Stuttgart)とムラヴィンスキーの82年ライブ、それから
カラヤンの61年の録音を引っ張り出して聞いておきました。二楽章の四~六小節目の歌わせ方にそれぞれの特徴が良く出ています。
あぁこれ余弦定理やなって思ってやろうとした。
・・・余弦定理ってなんやっけ?
使わないとすぐ忘れるようです。
なんか新入生歓迎のあいさつを書くことになった。
何書けばいいんだろうと悩む今日この頃。
>聖氏
第一余弦定理とかなんとか、いくつかあった気がする。
新入生歓迎のあいさつ!すごいやん。面白いこと書いちゃってください。