October 2009
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パーティ&『二十歳の君への宿題』

 

お誘いを頂いたので、パーティーというか集まりに参加してきた。

主催の方から少しスピーチをするよう言われていたので、委縮せぬよう深いボルドー色のソリッドタイを締めて東京駅へ向かう。

会場に着いて参加者の名簿を渡されて仰天した。なんじゃこりゃ。第一線で活躍されている方々から長老的な方々までいらっしゃって、

僕なんかがこの場にいていいんですかという感じ。とはいえ、かつてブループラネット賞の受賞会見ディナーパーティーに参加した時

ほどではない(あの会では、参加者はみなジャーナリスト或いは各国大使の方々だった。もちろん会話は基本的に英語だった。)ので、

日本語が通じるというだけでかなり動揺が鎮まる。パーティー自体は立食形式で、スピーチ前にテンションを上げるためにワインを

何杯か呑んで前に出た。舞台こそないものの指揮台みたいな台が置いてあり、通常なら躊躇するところだが、普段から指揮のレッスン

で週二回はこんな台に上っているために、逆にこの台に上る事が安心感を与えてくれる。

いつも師の鋭い視線の前で指揮棒を持ってこの台に上がると、構えたその瞬間に自分が丸裸にされてしまうような錯覚を感じるが、

マイクを持ってこの台に上がってみるとむしろ、「マイク=言葉で表現して良い」という許可を貰ったみたいに思えて、リラックスできた。

 

そんなこんなで良い条件が重なり、渾身のネタ(電車の中で思いついた)では相当笑いを取れたし、立花ゼミ『二十歳の君への宿題』

企画の宣伝なんかまでやってしまう余裕が生まれ、自分でも結構良いスピーチが出来たと思う。かなり満足である。

スピーチ後、実際に『二十歳の君への宿題』を幾つか頂いた。これはとても嬉しい。

前で喋るのは何かと大変だが、「指揮に比べてずっと簡単なことだ」と思えた時、恐怖や動揺を全く感じなくなった。

これからも機会があれば積極的に挑戦していきたい。きっと、余裕を持てれば勝ちだ。

 

さて、最近かかりっきりの立花ゼミ『二十歳の君への宿題』企画の概要が固まったので、ここで大きく宣伝してしまおう。

 

【 駒場祭立花ゼミ企画 『二十歳の君への宿題』 】

 

 

立花ゼミに参加しよう!!ご自身の経験を、立花ゼミを通じて若い世代に伝えてみませんか?

メッセージを頂いた方の中から、なんと抽選で10名様に立花隆のサイン入り『二十歳のころ』(新潮文庫)が当たります!!

 

◆概要

立花ゼミでは駒場祭の企画として、みなさまから「二十歳の君への宿題」と題して、「二十歳のころにこれをしておけ!」という

アドバイスを募集しております。「旅行に行っておけ!」などというものでも構いませんが、出来ればもっと具体的なもの、たとえば

「ヨーロッパ、それもパリに行っておけ!」というようにより具体的なアドバイスを頂ければ幸いです。書き方としては、

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『二十歳の君への宿題』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

宿題:「好きな人に振られておけ!」(30 文字程度)

理由:「人間は振られて強くなります。振られたあとにどう立ち直るかでこれからの人生が変わります。二十歳という若く多感な時代に、

色々な人と付き合って、振られて、そしてまた付き合って下さい。」(150 字程度)
年齢・ご職業・ペンネームor 実名

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このようなスタイルで頂くことを考えております。字数などはあくまでも目安ですので、思うところを自由に綴って頂けたらと思います。

応募資格は企画の性格上、少なくとも21歳以上の方とさせて頂きます。また、ここで頂きました『二十歳の君への宿題』は駒場祭での

立花ゼミ公式パンフレットに掲載される(都合により掲載できない事もございます)ほか、沢山のご応募を頂けました場合には

本企画の書籍化を考えておりますので、その旨ご了解ください。まもなく正式な応募ページ(メールフォーム)が立ち上がりますので、

どうぞ奮ってご参加下さい。応募ページが出来上がり次第、改めてこのブログおよび立花ゼミ公式ホームページで告知いたします。