2月14日から3月11日まで、マニラとカンボジアを回って、Worldship Orchestraとマニラ交響楽団、およびカンボジアのアンコール・ユースオーケストラとの合同演奏会を指揮していました。
全部で10公演。マニラでは、昨年に共演したマニラ交響楽団の奏者の方々から「待っていたよ!!」と迎えて頂たり、パイレーツ・オブ・カリビアンでリザールパークが揺れるような演奏をしたり、
マニラ空港にタクシーから飛び降りてダッシュすることになったり、色々なことがありました。もちろんカンボジアでも色々あって、皇太子さまはじめ御皇族の方々の前で演奏させて頂いたり
アンコールワットの近くで即興演奏をしようとしたら捕まりかけたり(演奏に際してはカンボジア政府公認を頂いていたので事なきを得ました。むしろ最後には歓迎して頂きました)
ひとつのエントリーで書ききることは出来なさそうですが、海外を回って指揮するうちに強く強く思ったのは、僕はやっぱり音楽をしていたい、指揮者として生きて行きたいということでした。
日本に帰って来てからもその気持ちは変わっていません。長く続いた学生生活も3月で終わりにします。 それで生きて行けるかは分からないけれども、生きて行けるように自分を磨くしかない。
帰国してからも3月20日に東京で、22日に宝塚でコンサートが控えている関係で、休みなく毎日東京と宝塚を移動してリハーサルをし続けています。
落ち着いたころにまた、ゆっくりと時間を取って文章を綴りたいと思っています。ひとまず無事帰国のお知らせまで。