いよいよコマバ・メモリアル・チェロオーケストラの本番を迎えた。
わずか30分の演奏時間、場所もいつも授業で使っている教室で響きも期待出来ないとはいえ、本番は本番。
出来る限りのものを出しに行く。忙しさにかまけて広報も大してしなかったのに多くの人が興味を持って下さったようで嬉しい限り。
師匠が愛したこの曲を、同じようにして自分が取り上げて実際に演奏出来る事が幸せでならない。
ヴィラ=ロボスよ、ブラジル風バッハ一番よ。師匠の棒には遠く及ばないけれど、我々の若いエネルギーと引き換えに、
サヴダージに満ちて駒場キャンパスに朗々と響け!