もじもじカフェに行ってきました

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「もじもじカフェ」に行ってきました。

もじもじカフェ(http://moji.gr.jp/cafe/)とは文字や印刷について一般市民と専門家がお茶でもまあ飲みながら気軽におしゃべりする会で、何より「成果をもとめない」ことをコンセプトにしている。情熱にあふれながら、ほどよいゆるさも持ったイベントである。

僕が行った時のゲストはヒンディー語学者の町田和彦先生で「インド系文字、その華麗なる系譜」という題でインド系文字の特徴とその発達の仕方についてお話してくださった。

町田和彦先生の著作は『華麗なるインド系文字』や『世界の文字とことば』、『周縁アラビア文字文化の世界』などで読んだことがあり、おぉ、これは参加せねば!と無謀にも単身で切り込んでみた。

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神谷バーに行ってきた

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夕暮れ。浅草を雷門から吾妻橋に向かって歩いていると前方にレトロな黄色い看板がぼうっと見えてくる。

「神谷バー」である。

浅草一丁目一番一号に位置するこのバーは、明治13年(1880年)創業。
日本初のバーである。

「神谷バー?そんなところ知らないな?」という人も、

「電気ブラン」

なら聞いたことがあるのではないだろうか?
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教養企画

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東大に入学する学生はみんな、1・2年生のうちは教養学部に所属することになっている。教養学部とは文字通り教養を身につける学部である。

でも、教養っていったいなんなんだろうか。
わたしたちはいったい何を目指し学ぶべきなんだろうか。

“liberal arts”
——原義は「人を自由にする学問」、それを学ぶことで非奴隷たる自由人としての教養が身につくもののことであり、起源は、古代ギリシアにまで遡る。(Wikipedia)


現代の日本に生きるわたしたちは「奴隷」ではない
「自由」に生きることだってできる

はたして、そうだろうか?
はたして、ほんとうに、わたしたちは他のなにものにも支配されることなく、自分の内なる声にだけ従って生きることができているのだろうか?

哲学者の佐々木中が言うにはこうである。
自己の自由を行使する技術(アート)を身につけよ。

あなたの時間はあなたの命だと彼は言う。

人生は短い。無駄にする時間は一分だってない。
わたしたちは自分のいのちと引き換えに毎日の生活を送っている。

わたしたちは、真の自由人になるために学ぼう。
ほんとうのリベラルアーツの姿をかんがえる企画です。


参考図書

切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話

切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話

この上ないファンタジーとリアリティのバランス―『放課後の不純』梶ヶ谷ミチル

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51ozL5QNOUL._SL500_AA300_こんにちは。見聞伝HP更新に貢献せよ!ということでBLのレビューを始めました。BLT駒場ではお世話になりました。植田です。

早速第一回ですが、梶ヶ谷ミチル著『放課後の不純』を選びました。

実はこれ表紙買いしてしまったんです。表紙買いは昨年何度も失敗したからもうやめようと思ったのに!でもレーダーが反応してしまったのだ。

お年玉と暇をいいことに入れまくったバイトのおかげでほくほくになってこれぞ好機とジュンク堂へ…不思議だね、ジュンク堂に行くと、気が付いたら両手にBLを抱えつつ、今日財布にいくら入ってるのかを計算してるんだから。

穏やかな青い空、階段を駆け下りて呼びかけるわんこっぽいキャラ、イヤホンを片耳だけつけて振り返るメガネ、高校生!なんかカップリングは王道かもしれないけど、この舞台は好きかも。しかも表紙にも物語がつまってる。

通学途中、イヤホンをはめようとしたら、坂の上からあいつの声が…ふと気がついて振り返る!

「これはアタリなのではないか…」

この本と三ツ井崇先生著の『朝鮮植民地支配と言語』のどちらを買おうか激しく悶々としたのちこっちを選んでしまった…

主人公は陸上部のわんこキャラ沢木と帰宅部っぽいそんなに明るくない水谷。交友関係も趣味も違って、一見住む世界が全く異なるように見える二人が、沢木の突然の告白とともに関係を深めていく。

冒頭の沢木の告白のシーンの言葉の具合がたまらない。冗談かと思い、沢木の言葉をむげに否定する水谷と、自分の告白が真実であることを必死に伝えようとする沢木。でもこのシーン、シリアスそうに見えてそうでもない。かと言って、ギャグっぽく告白劇が終了するのではない。本当の高校生の会話のようなのだ。話題を少し逸らしてみたり、戻してみたり。「ここで『な?』と言わせるか!!」と梶ヶ谷先生の言葉のリズムに飢えだは大興奮である。

そこはBLのお約束だから、沢木は本気だということは読者はとっくにわかっているのだが、確かに、一見した沢木の雰囲気とか発言内容は、読者からとしてももからかっていると思われても仕方がないんじゃないかという感じがする。沢木を警戒する水谷は、沢木の言葉を受け流そうとする。せまる沢木に辟易して言う「調子狂う」という言葉がまた、水谷と沢木の違いを伝えている。表面には現れない、戸惑いがセリフや表情にうっすらと現れている。こんなにみずみずしくってリアリティある告白のシーンは久々に見たかもしれない。

沢木は水谷に言う。

「近寄りがたい…っつーか何だろ。うーん、空気が違う感じ?」

「…空気が違うなんてありえないよ。同じO2だ」

「ははっ、それもそうか。いいな―その反応、新鮮で」

O2!!水谷くん!!「同じO2」と言ってしまう水谷とそのリアクションを楽しむ沢木という構図がなんとも愛らしい。

冒頭の告白からの展開がいささか早すぎはしないか、と飢えだも思ったが、最後まで読み通すとこれでいいんじゃないかと思う。恋愛なんてわからない、今までロクに話したことのないクラスメイトの言うことなんてもっとわかんない、みずみずしい水谷と、特に考えもせず気持ち赴くまま生きているけど、一生懸命な沢木の二人の関係を描くにはこの勢いがあったほうがいいと思う。

だって高校生の精神レベルってそんなもんだよね。確かに、当時飢えだの発想レベルもこんなもんだったかも。学園物の何が素敵って、恋愛初心者でお互いに相手の気持ちを手探りで察したり、時には自分の感情が行き過ぎてしまったりする。そんな中で成長していく青臭いくらいの二人の姿がいいんだよなぁって思う。こんな感覚をもう成長してしまった私たちが抱くことはないんだし。ファンタジックな設定の学園物ではない『放課後の不純』は、私たちのノスタルジーを喚起するくらい現実感がある学園物だ。

告白シーン以外にもカーテン引っ張ってぐいっとキスするシーンや王道なライバルの登場、南禅寺の水路閣で寄り添う二人の姿とか見どころたっぷり。

こんな恋愛してる人がいるんだろーか、とまで思って、BLはファンタジーだということを忘れていたことに気がついた…ファンタジーであることを忘れてしまうくらい、リアリティにあふれてるんです!しかし、現実感あふれすぎてても辛いからなぁ、この匙加減は非常に難しい。ファンタジーの中のリアリティ、その桜の見ごろみたいな歯がゆさが、またたまらないのかな。

探偵企画

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2011年にもっとも購入された本は『謎解きはディナーのあとで』という推理小説だ。

また、現在放映されているドラマは、かなりの割合でミステリかサスペンスに属し、いくつかはシリーズものとして長年続いている。

更に、アニメでも探偵が登場する作品(『ミルキィホームズ』など)や、ミステリもの(『UN-GO』など)が登場してきている。

ゲームでも、「レイトン教授シリーズ」「逆転裁判シリーズ」をはじめ、謎解きを主眼としたものが注目を集めている。

今、ミステリもの・探偵ものが流行っているのはなぜなのか。

改めて探偵という存在や、ミステリのメディアミックスについて考えてみたい。

浦川彩

他力本願な自分へ送る一冊–『明治・父・アメリカ』星新一

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「星新一が好きだ。」

こんなことを言うとなぜかゼミの同胞からは「あんなものはSFじゃない」と批判されてしまうのだが,この本はショートショートではない。

日本三大SF作家の一人である著者の父であり,実業家でもある,星一(ほし・はじめ)の半生を綴った爽やかなノンフィクション評伝である。
アメリカ帰国後の星一の苦難は同著者の『人民は弱し 官吏は強し』(新潮文庫)に詳しい。

簡単にこの本で描かれている星一の略歴を紹介しておきたい。
時は明治初頭。福島の田舎に星一は,東京に出て文明に触れ,苦学しながらも渡米を果たしコロンビア大学に留学,帰国後に星製薬株式会社を創立する。

星一は頼らない。
これは,他人を信用していないというのではなく「自助努力」の精神によるものである。

星一はとどまらない。
他に流されず,自分の信じた道に対して周到な計画と克己心を持ってずんずんと突き進む様は清清しい。

無計画な野心は身を滅ぼすだけだが,向学心を失わず計画と行動力があれば人生なんとでもなるらしい。

とりあえずの「国際国際!」「留学留学!」という借りてきた意識の高さは捨てて,自分が本当に学びたいことは何か,そこに人生を賭すことができるのかをできるだけ早く真剣に考えたほうが良さそうである。そこに生まれる「意識の高さ」は人を惹きつけ,信じる道を進む助けになるのかもしれない。

勿論それができたら苦労はしないという話だが,簡単にできないからこそ目標を立て周到な計画を準備し,自助努力できる人間はかっこいい。
他の可能性を切り捨て,自分を信じるというのは怖いし辛い。
反対に,その場限りの見栄を張り,目前のことから目を背け,道を選ばないという選択は簡単で楽なのだ。

超がつくほどの他力本願な自分には見習うべき点しかないような一冊だった。

最後に,『西国立志篇』(サミュエル・スマイルズ)とともに,星一の「自助努力」の精神の中心となっている杉山茂丸の教えを載せておきたい。

「人間は遊ぶ動物ではない。働く動物である。
教えるまでもないことだろうが、念のために処世上の注意をあげておく。
粗食でもいいから十分に食え。十二分に食うな。
栄養をとったら、くたびれるまで十分に働け、十二分に働くな。
くたびれたら、十分に眠れ、十二分に眠るな。
それで肉体の調和がたもてる。
脳の調和は、無駄な空想に浸らないことでたもて。
何か問題にであったら、ひとつずつよく考えて検討せよ。
そして、考えがまとまったら、いかなることがあってもやりとげるのだ。
悪い結果になることもあろうが、いずれにせよ、その経験だけは決して忘れてはいけない。」

この言葉を胸にまずは正月太りだけでも避けたいものだ。

自己紹介 浦川彩

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東京女子大学現代教養学部人間科学科言語科学専攻1年、

浦川彩と申します。

森見登美彦が好きな私は五月祭で「四畳半喫茶」に1日に足繁く通っていたところ、

「見聞伝」という団体がやっているとお話しを伺い興味を持ちました。

さきの「四畳半喫茶」やその他の企画の内容を見て、

自分の興味を持ったことなら何でもやっていい、という自由な雰囲気に惹かれ、

また、参加している方々がそれぞれ強みというか特化したものを持っていてうらやましくあり、

この団体に所属することになりました。

今まで特に自分から何かすることはなく、BLT企画に微力ながらお手伝いした程度です。

現在は探偵企画というものを企画しています。

自己紹介というには、私には特化したものがないのですが、

わけのわからないものをみるのが好きです。

小説であれ、アニメであれ。

最近はミステリ小説を読むのが好きです。

米澤穂信、麻耶雄嵩など、ミステリなのにわけのわからないものが好きです。

たぶん、このサークルに入ったのも、わけのわからないものがみたかったんだと思います。

本を読むとはどういうことなのか? ――「読んでいない本について堂々と語る方法」

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自分の知らない本について語ってる人を見ると、劣等感に苛まれてしまうような時がある。
もっと本を読まないとなあ、と思う。
正しい。
それは正しい。
しかし、本当に本を読めば、語れるようになるのだろうか。

そもそも、読んだ本について語るとはどのような状況だろうか。
本を、読んだ、とは?
読むにも色々ある。パラパラめくった本、ナナメ読みした本、目次だけ見た本、頭から最後まで読み通した本、おもしろそうなところだけ拾い読みした本などなど。
教科書とか難解な哲学書は、一回読んだだけで読んだというにはあまりにも深遠だし、
その上一度読んだつもりになった本でも、読んで2週間もすれば内容の半分は飛んでしまっているだろう。

さて、果たして読んだってなんだ?

読んでいない本について考えるということは、即ち読んだ本とは何かについて考えることである。
しかし突き詰めて考えれば考えるほど、読んだとはどういうことかわからなくなる。
我々に読んだといえる本なんて存在しないのかもしれない。

そこで、この本である。
すべての本が読んでいない、読めていない本だというなら、いっそ読んだつもりの本も全く読んでない本も同列に語ってしまっていいのではないか?
読んだ本について語るときも、読んでない本について語るのも、自分のことを語るという点では同じなのだから。

劣等感に苛まれ、なんとしても人よりも本を読んでいなければならないという強迫観念に駆られている人にこそ読んで欲しい一冊である。

震災企画冊子公開しました!

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11月の駒場祭にて配布した震災企画冊子をWeb上に公開しました。

冊子の主な内容は以下の通りです。

・京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科助教 笠原一人氏、Youth for 3.11設立メンバー上野聡太さん、東北でボランティアを行っている鈴木悠平さんへのインタビュー

・東京大学の学生を対象にした震災についてのアンケート

・学生が“自分の震災”について語ったコラム

どうぞご覧下さい。

表紙震災企画

メンタルヘルスを考える企画

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昨年2010年、natureの新年度巻頭言に、これから10年間は精神疾患の時代であると掲載されました。

実際、エビデンスを重視した認知行動療法の確立、分子生物学的手法の発達、そして近年の急激な脳画像解析能力の向上によって、精神医学は急激に発展していっています。

そのような状況を反映してか知らずか、世間的にも精神疾患は広く受け入れられるようになって来ました。

うつは心の風邪というフレーズは非常によく聞くものですし、心療内科の設置によって誰でも気軽に精神医学に触れることができるようになりました。

しかし、その一方で新しい形での誤解が生まれつつあるのも事実です。

新型うつと呼ばれる、職場以外の場所ではうつ症状を呈しない疾患は甘えではないかと非難され、うつ病自体の見方というのも非難的なものに再び戻りつつある面もあると思われます。

そして、発達障害や統合失調症などは、名前だけは知られていても症状に関して詳しく知られているものではないと思います。

世間に受容されつつありながらも多くの誤解を受けている精神疾患。世間に知られるようになりながらも、実態として全く知られていない精神障害。それらを多くの方に正しい知識でもって知ってほしい。

そんな気持ちでこの企画を立ち上げました。

メンタルヘルス、精神疾患という切り口からいろいろなものを調べて発信していけたらと思っています。

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見聞伝とは?

東京大学見聞伝では、各人が興味・疑問をもったことについて文理の枠を超えて自由に企画を立ち上げ、自主的に取材し、それぞれの分野で活躍されている方の生の声や、そのお話から新たに発見したことを、インターネットなどを通じて発信する活動を行っております。

詳しく見る

定例会

定例会は毎週水曜日の午後6時から午後9時まで、駒場キャンパス学生会館や、各教室で行っております。様々な大学に所属するゼミ生が活動していますので、他大学の方や社会人の方の参加も歓迎です。気軽にご参加ください。
参加希望者は、こちらまでご連絡ください
ゼミ長 福井 k.fukui714[at]gmail.com

書籍「二十歳の君へ」

書籍「二十歳の君へ」

文藝春秋刊「二十歳の君へ 16のインタビューと立花隆の特別講義」が2011年1月に発売されました。著名人からの20歳の若者たちへのメッセージ、立花隆の特別講義、そしてゼミ生による手記の3部構成となっています。

「二十歳の君へ」公式サイト
amazon.co.jp へのリンク

あらまし

1996ゼミナール第一期
教養学部総合科目「応用倫理学」開講
テーマ「サイバーユニバーシティ」
   「調べて書く」
1997テーマ「調べて書く、発信する」
1998「環境ホルモン入門」
書籍『二十歳のころ』出版 (新潮社)
2000テーマ「新世紀デジタル講義」
2005ゼミナール第二期 「SCI」
巨大科学サイト「SCI」の製作・運営
2007ゼミナール第三期 「見聞伝」
五月祭企画「徹底討論!核融合」
駒場祭企画「憲法集中講義」
2008駒場祭企画 特別講演会
「今語られる、東大、学生、全共闘」
2009駒場祭企画 特別講演会「二十歳の君へ」
2010立花教官退官・サークル化
駒場祭企画 若者論 / 宇宙論
2011書籍『二十歳の君へ』出版 (文藝春秋)
2012立花隆事務所から完全に独立、サークル見聞伝として再出発

ゼミ生向け情報

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