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『夜は短し歩けよ学生企画』番外編 ~星空を巡る冒険~

本来の企画とは少し離れ、秋田の地での出来事を綴ります。

8月5日、午後22時。

秋田県大潟村。外には明かりのない世界が広がっていた。その中に私たちは繰り出した。漆黒の闇が私たちを包み込む。暗さに目が慣れるまでの数秒間、本当に何も見えていなかった。明かりの灯っていない住宅、自動車の通らない道路、街灯のない道。同じ時間の東京では考えられない光景だった。

しかし、私たちの頭上にはさらに信じられない景色が広がっていた。満天の星空だ。天の川、赤く輝くサソリ座のアンタレス、ひときわ明るく光るデネブ、アルタイル、ベガの夏の大三角、白く光る銀河の数々。それは個言葉ではとても言い表すことができないものだった。今にも星が降ってくるかのようで、私たちはしばらくその星空に圧倒され言葉を失った。その景色に魅了されながら私たちは宇宙をテーマにした話をしていた。あの星空を見ればきっと誰もが宇宙への想いが湧くことだろう。そのとき私たちはなぜ宇宙研究がこれほどにも盛んに行われているのかを理解した気がした。

たった30分の深夜散歩だったが私たちにとっては大冒険だった。きっとあの時間は普段の夜短企画の数時間と負けるとも劣らない密度のある時間だっただろう。私たちはまた一つ貴重な体験をした。

===文責:笹岡賢佑===

企画紹介『夜は短し歩けよ学生企画』

第1回紀行文が既にupされております。遅れてしまって申し訳ありません。

遅ればせながら企画紹介をさせていただきます。『夜は短し学生企画』はその名の通り「夜、学生が街をただひたすらに歩く」という企画です。

超巨大都市東京。日中、我々は人のあふれかえった街の中に生活している。東京に暮らす我々はそんな街の姿を毎日のように見ている。渋谷ハチ公前スクランブル交差点付近、新宿3丁目、銀座4丁目交差点、池袋サンシャイン通り。しかし、多くの店舗で賑わうこれら地域は人に埋め尽くされ、その街本来の姿を潜めている。東京では日夜を問わず人が蠢いている。そんな東京の街からも人がいなくなる時間がある。それは「早朝」。その光景はまさにTOKYO NOBODY。


この企画はそんな早朝の人がいない東京を実際に歩いて見に行こうという企画。スタートは深夜24:時。日付の変わり目に出発しゴールを目指してひたすら歩く。人のいない東京はまさに「異様」の一言に尽きる。その中で見る見慣れた街の新しい姿を目に焼き付けながらゆっくりと進んでいく。深夜から早朝にかけての街の姿は学生の目にはどう映るのか。

早朝の姿のみならず、深夜の街の魅力にも迫っていきます。体力勝負の企画ですが、得るものは意外と多い!?参加者全員が何か一つでも新たな発見をして帰路につくことを願っております。

笹岡賢佑

「夜は短し歩けよ学生企画」第一回レポート

6月30日木曜日 午前0時45分

巨大都市東京の片隅、静まり返った駒場キャンパス

鈍い鉛色の雲が、空を覆っている 湿り気を含んだ風が、時折吹きぬける

ここから、たった一夜の、五人のゼミ生の、ちっぽけな冒険がはじまる

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見聞伝とは?

東京大学見聞伝では、各人が興味・疑問をもったことについて文理の枠を超えて自由に企画を立ち上げ、自主的に取材し、それぞれの分野で活躍されている方の生の声や、そのお話から新たに発見したことを、インターネットなどを通じて発信する活動を行っております。

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定例会

定例会は毎週水曜日の午後6時から午後9時まで、駒場キャンパス学生会館や、各教室で行っております。様々な大学に所属するゼミ生が活動していますので、他大学の方や社会人の方の参加も歓迎です。気軽にご参加ください。
参加希望者は、こちらまでご連絡ください
ゼミ長 福井 k.fukui714[at]gmail.com

書籍「二十歳の君へ」

書籍「二十歳の君へ」

文藝春秋刊「二十歳の君へ 16のインタビューと立花隆の特別講義」が2011年1月に発売されました。著名人からの20歳の若者たちへのメッセージ、立花隆の特別講義、そしてゼミ生による手記の3部構成となっています。

「二十歳の君へ」公式サイト
amazon.co.jp へのリンク

あらまし

1996ゼミナール第一期
教養学部総合科目「応用倫理学」開講
テーマ「サイバーユニバーシティ」
   「調べて書く」
1997テーマ「調べて書く、発信する」
1998「環境ホルモン入門」
書籍『二十歳のころ』出版 (新潮社)
2000テーマ「新世紀デジタル講義」
2005ゼミナール第二期 「SCI」
巨大科学サイト「SCI」の製作・運営
2007ゼミナール第三期 「見聞伝」
五月祭企画「徹底討論!核融合」
駒場祭企画「憲法集中講義」
2008駒場祭企画 特別講演会
「今語られる、東大、学生、全共闘」
2009駒場祭企画 特別講演会「二十歳の君へ」
2010立花教官退官・サークル化
駒場祭企画 若者論 / 宇宙論
2011書籍『二十歳の君へ』出版 (文藝春秋)
2012立花隆事務所から完全に独立、サークル見聞伝として再出発

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