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読んだ本について語る企画 ことはじめ

駒場図書館地下二階
本を読むのは楽しい。
哲学書読んでボコボコにされるのも楽しいし、
理学書わかんねーって言いながら読んで、ようやく一つの式がどれだけ多くを語るのか気付かされるのも楽しい。
練りこまれた物語に戦慄するのも、きれいな文章に眩しくなるのも楽しい。

しかし、本の数はあまりに多い。
日本著書販促センターの資料によると、
2010年、新刊の書籍は約7万点もある。
人間の寿命を80歳までとすると、月平均5冊づつ本を読むとする。
死ぬまでに読める冊数は、二十歳になった日から計算すると、
たったの3600冊しか無い。これだけしか読めない。

それなら、できれば面白い本が読みたい。
が、いくら脳みそがたがた言わされるような本が読みたくても、
そう簡単に会えるものではない。

面白い本探すためにはどうするか。
書店に行ってふらふらするとか、図書館でふらふらするとかいう手はあるし、
面白かった作家の本を続けて買う手もある。
テレビや新聞なんかの宣伝も参考にしないことはないけど、言うほど凄くないなと思うときも多い。
やっぱり、一番信用できるのは、誰かが面白いよと言った本だと思う。

この見聞伝という集まりには、好奇心旺盛な人が多い。
色々な興味を持った人がカオスに集まり合っている。
そんな集団が互いに本(でも、マンガでも詩集でも)を紹介し合えば、
きっととてもごちゃごちゃして面白いことになるだろう。

そういうわけで、この企画は
自分がある分野に興味を持つきっかけになった本とか、
これはみんな読むべきすげえ!ってなった本とか、
語ってみたくなった本について書く企画です。