2011年にもっとも購入された本は『謎解きはディナーのあとで』という推理小説だ。
また、現在放映されているドラマは、かなりの割合でミステリかサスペンスに属し、いくつかはシリーズものとして長年続いている。
更に、アニメでも探偵が登場する作品(『ミルキィホームズ』など)や、ミステリもの(『UN-GO』など)が登場してきている。
ゲームでも、「レイトン教授シリーズ」「逆転裁判シリーズ」をはじめ、謎解きを主眼としたものが注目を集めている。
今、ミステリもの・探偵ものが流行っているのはなぜなのか。
改めて探偵という存在や、ミステリのメディアミックスについて考えてみたい。
浦川彩