農業企画というものをやってます、1年の細谷 愛美です。
東京農工大学農学部の生物生産学科所属。東京農業大学と間違えないでね。こっちは国立大学の方です。
とりいさんにせがまれて自己紹介兼企画紹介を書くことにしました。
ちなみに岡山出身です。大都会岡山クラスタの増殖に貢献しています。
まず立花ゼミに入るきっかけ。
現在休学中の伏見さまと中高からの同級生でして、私が浪人という暗黒時代を過ごしているときに、彼がなんだか立花ゼミってやつに入って楽しそうにしているなあーっと去年からツイッターで見ていまして。
とてもうらやましかったわけです。
そうこうしていると、今年から東京に進出することになりまして。
伏見さまにまあ一度来てみたら?と誘われまして。
フラッと訪れてみました。
農工大最寄府中駅から京王線でわずか、わずか40分で駒場までたどり着きます。
府中ですか?東京都ですよ。誰ですか西東京県とか言ってる人は!
東京大学立花ゼミナール
噂には聞いていたけれど、たしかに、変人の集まり。
けれど、皆それぞれ自分の探求したい分野があり、話を少し振るとかなり語ってくださる。
自分が絶対にこれからの人生で知ることもないような話が、ここにいるだけで次々と頭の中に入り込んで、また自分の糧となっていくという実感。
農工大という狭い空間にとらわれるのも嫌だと思っていたので、あえてまったく自分とは縁のなさそうな世界に生きている人たちの集まりに入っていったわけです。
さて、私は農学部です。
簡単に言えばもやしもんのような世界で生きています。
授業で実習があるので、田植えやら羊の毛刈りやら、畑の管理やら果実の摘み取りやら搾乳までやります。つまり、農業をやっています。
農業って何?畑でがんばって耕してるアレでしょ?ちょっと大変そうだよね。
今でも結構ニュースとかで話題になるよね。でも実際どんな感じなのかわかんなーい。
大体の大学生が農業に対してこんなイメージを抱いていると思います。
実際に私も家が農家とかではないので、実際の農業を知っているかと言えば少し疑問ですが。
しかし、農業って面白いんです。奥が深いんです。
農業っていうだけでもとても幅広いんですよね。
畑、水田、畜産はもちろん、流通や市場、食品加工なども含めたフィールド分野。
土を触っているだけで、野菜と戯れているだけで、都会のコンクリートジャングルで疲れた心が癒されます。
理系の学生としてならば、それだけで一つの研究分野です。サイエンスとしての農業。
遺伝子組み換えとかのバイオテクノロジーの最先端をいっているのも農業です。
エネルギー問題が話題にされていますが、最近ではバイオマスエネルギーなども農学の分野の中で注目されています。
農工一体のものとしては「植物工場」なんかが注目されています。レタスが施設で赤いLEDライト浴びせられて育っているアレです。たぶんニュースとかでよく見ると思います。
そして、最近農業が注目される大きな要因の一つとして、ビジネスとしての農業が挙げられます。
よく「アグリビジネス」などと言われ、近年大企業や食品企業が農業に参入したり、生計を立てる手段として、新しく農業をはじめる一般人の方も増えていたりします。
実際に年収ウン千万、ウン億円という農家の人だって最近は増えています。
今まで未開拓だった分野だけあって、ビジネスチャンスはいくらでもあるんです。
上手くやれば農業で一攫千金も夢ではないのです。
就農者の高齢化・零細化、耕作放棄地の増加、TPP問題…
農業は様々な問題を抱えております。
その中でもやはり私が一番危機感を感じるのは、農業の担い手がいなくなることです。
現在の日本の農家の平均年齢は65.8歳。
農家の60%は65歳以上の高齢者なのです。
でも、農業はまだまだオワコンじゃないです。
やはり、若者、特に学生に農業のことを知ってもらいたい!農業の面白さを分かってもらいたい!
そう思い、私は農業企画を立ち上げることにしました。
企画内容。
7月6日には、NOPPOという会社の協賛で、農業生産法人トップリバーの嶋崎 秀樹社長に講演会に来ていただきました。
講演会の記事はまた後々アップします。
その講演会も踏まえて、一つアグリビジネスをやります。
元々農業インターンをしようと企画していたのですが、運よく秋田県のアグリ・アイデアネット様に行ってみないかと誘われまして。
秋田県の大潟村で、農業体験や食品加工体験をしながら、加工食品のアイディアを出すというプロジェクトにゼミで参加することになりました。
なかなか楽しそうなプロジェクトです。現在参加希望者を募って、8月初頭に秋田県に行ってくる予定です。私はまだテスト終わっていないんですけどね。
実際に小豆やバジルを使った食品を作って、それを東京で売ろうという事業です。
駒場祭でも売れないかと企んでいます。売れそうでしたら。乞うご期待!
もう一個。真野くんと共同で、SUBWAY企画やっております。
農業企画ははじめは植物工場企画からはじまっていまして。(現在停滞中なので夏休みに復活させます)
SUBWAY大好きすぎる男、真野君曰く、SUBWAYは現在「店産店消」と銘打って、植物工場に力を入れているのだそう。
それはぜひ、取材に行かねば。
ということで、真野君と共同でいつかお話を伺えたらなあ、と思っております。
大阪府立大学で現在日本最大級の植物工場の研究が進んでおり、SUBWAY植物工場も入っているのだそう。
夏休みにぜひ、大阪まで行ってこようかなあと考えている次第です。
早く夏休みにならないかな。テスト勉強つらいよう。
そんなこんなで農業企画色々つっぱしっていますが、学生に農業を知ってもらうという根っこは持ち続けていこうと思います。
立花ゼミの癒し企画にでもなればなと思っています(まだ全然癒しになっていない)
仕事すぐにたまってしまうので、色んな人と協力しながら頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。
長文になりがちなのは、ゼミ譲りです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。