新入生の方々へ。超文で勧誘してみる。
所属サークルに多少なりとも貢献すべく、早稲田大学の新歓に行ってきた。
激しく、祭だった。
しかし今日はまだ前夜祭、明日(入学式がある)こそが本番、とは早稲田ほんまに半端ない。
ラテアメ(早大ラテンアメリカ協会)のアレも、初めてみた。もはや儀式の域である。
(なにそれ?って方は、「ラテンアメリカ早稲田 新歓」でGoogle先生に質問すると、動画を出してきてくれます)
早稲田の、とりあえず何でも楽しもーぜみんな友達!的なバカな空気(早稲田生個々人がというより、まさに「空気」)は実際好きなので、あと3日続く新歓期間、また手伝いに行けたらなあ(特に明日、見てみたいけどなー、1万人来るんですよ新入生だけで1万!)とは思うのだが、ちょっと微妙なところ。
なぜか。
それはもちろん、明日から東大の新歓(ってか新勧)も解禁になるからです。
まずは明日(文系は明後日)、駒場の桜も頃合いで、花びらとビラの舞う中新入生のみなさんは諸手続きの体裁をとったイニシエーションに臨むことになるわけです。
私も去年通過させられましたが、これは本当に過酷です。
ビラって降るんだな、そして積もるんだな、としみじみ実感するほど、過酷です。
人に冷たくすることを覚えます。
諸手続きを終えれば、東京デビュー検定5級レベルなら軽々合格できる人間が出来上がります。
……何が言いたいかというと、こう過酷なことというのは一朝一夕に出来るものではないわけで、それなりに準備も必要なわけで、むしろ準備の方が過酷だったりして、まぁ我々既存生も水面下、いろいろ動いてきたわけです、この春休みを使って(あるいは潰して)。
立花ゼミも、今年度から教務課の庇護を脱しサークルとして厳しい社会に出て行く以上、その例外ではない。
「で、来年度からゼミどうするの?」
という話が出たのが1月中旬、午前4時ごろ。09年度最後のゼミが終わった打ち上げで、飲み倒したあとのマックでのこと。
選択肢は3つ。
・なんとかして授業の枠で続ける
・自主ゼミ(授業とサークルの中間的立場)として続ける
・単なるサークルになる
ここから紆余曲折あって結局「サークルになる」ことに決まったわけですが、その時点で2月。期末試験など挟みつつ、
サークル登録しなきゃ。
オリエンテーション委員の主催する会議に出なきゃ。
ゼミの形式は今までと変えたほうがいいのか?
事務仕事が続きます。
2月も終わりになると、
びら作らなきゃ。
立て看どんなのにするか考えなきゃ。
WEBページも必須だよね。
新歓説明会どうする。
ちょっとデザインとかに頭を使い始めます。
3月に入ると、
木材買って立て看作るー
リーフレットの記事どうしようー
びらも精度上げなきゃー
座談会文字起こしー
肉体労働(徹夜含む)が増えてきます。
3月も中旬をすぎると、
びら印刷を業者に頼まなきゃ。5日納期だと安い……けど入稿期限近っ。間に合わんー。えええデータが受理されませんって何。再入稿これで3度目ですけど。またデータに不備って何なの。あと2日で届かないと困るんですけど。2日納期だとこんなに高いの!? いい加減にしてくれ。会社変えるしかない。
下旬には、
びら来たー良かったー間に合ったーでもちょいちょいミスあるー5000枚手書きで修正かー。てか明日ビラ詰め(って何? という方はやはりgoogle先生まで)だー。
リーフレット原稿まとまらん!
説明会の会場にする教室の予約しなきゃ。……なんで印鑑要るのー。
末には、
リーフレット印刷しなきゃ。……なんでA4で出てくるの? A3印刷指定したじゃん! あああ情報教育棟閉まるー管理人さんに叱られるーゲスプリ(って何? という方は以下略)予約もう終わってるー明日8時駒場かー……
大変だったアピールなどしてみましたが、サークルの新歓っていうとどこもこんなものでしょう。
しかも、ここに書いているのは私が関わった仕事(正直、絶対量的にはたいしたことない…)だけで、他にも裏ではびらデザインやリーフレットデザイン、WEBページ作りなど、それこそ夜を徹しまくりでゼミ生が働いており、「その集大成×サークルの数」が、これからの新歓期間に濃縮されて、あの諸手続きの熱気なわけです。
強引にもなります。過激にもなります。面倒くさい人たちが大量発生してしまうのも、こう考えると結構仕方がない。
新入生の実感からしたら、仕方あるでしょうが。
と、深夜のテンションで書いてきましたが(そして明日の朝読み返して頭が痛くなる)、目的はひとつです。
結局、勧誘・宣伝しかないですよね。
まぁ立花ゼミはそういう強引な勧誘はしない(できる人材がいない)ので、そのぶん、ビラを貰ったら速やかにサークルオリへどうぞ。@156(1号館2F)
説明会とかも地味にやるので、どうぞ。
ちなみに、上でちらちら話題に出ている「リーフレット」はゼミ紹介やゼミ生紹介や活動紹介やゼミ生座談会や、もちろん立花先生の書き下ろし(と書くと豪華に聞こえる)など詰め込まれまくって当初の6倍のページ数のなかなか大作。
サークルオリやガイダンスではばんばん配布しますので、ぜひもらいに来てください。
立て看板は、生協を背にして銀杏並木を歩いたときにいちばん最初の曲がり角のへんに、置いてあります。ビラやリーフレットと併せてPCK上田くんの力作なので(何もかも押しつけてごめんなさい)、お昼休みや1号館の帰りに、横目に見てみてください。
……ここまで丁寧に読んでくれる新入生がいるのかどうか。
などと書いている間に早く寝て、明日からの怒涛に備えます。
今日、早稲田でバンザイ同盟に新歓祈願のバンザイをしてもらったのだが、ご利益があるといい。