まず、文学企画の「そもそも」について書いておく。
立ち上がったのは、2009年(と律儀に書くのは一応2010年を意識しているからである)の4月。その後の経過についてはこの次の項から「活動報告」と称して続々記事が上がっていくのでそちらをご覧いただくとして。
参加者はみな、基本的に、「本が好き」な人たちである。ただ、好みの作家はまちまちであり(とはいえこれが見事にかぶって迅速に取材依頼がなされとんとんとんと文字起こしまで辿りついてしまった例もある、具体的詳細は後の森見登美彦氏の項を覗かれたい)、好きの意味もさまざまで、ゆえにこの企画に参加している理由も各各微妙にずれている。
そこで、それぞれが文学企画に参加する理由、抱える問題意識等について、今更ながら語ってもらった。この企画の出自や目的を伝えるにはこれが一番手っ取り早い。
リンク先はいずれも各人のブログである。飛び着いた先だけでなく、他の記事もお読みいただければ、先述の「ずれ」が少しはお分かりいただけるかもしれない。勿論、そのずれをバラエティと言い換えればそれが即ち、文学企画がここまで存続しえている最大、というより恐らく唯一の理由ということになるでしょう。
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【Q.文学企画に参加している理由やきっかけは何ですか】
廣安ゆきみ「文学企画事始」
廣瀬暁春「出版点数クロワッサン」
坪井真ノ介「文学企画について」
岡田空馬「【今更】文学企画に参加するに当たって【語ってみる】」
大石蘭「面白きことは良きことなり!」
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