ガシャーン!とつける着陸は下手なのか
July 4th, 2009 by
フライトの最後に必ずやってくるのが着陸の儀式である。客室乗務員が席に着き、乗客たちは沈黙し、独特の緊張感に機内が包まれていく。そして、飛行機が無事に地に足をつける一瞬を待つのだ。
ガシャーン! と滑走路にたたきつけようものなら、乗客たちは顔を見合わせ、「今日のパイロットは下手だったね」なんてことを口々に言いながら降機していく。
だが、声を大にして言いたい。ガシャン!と着けたからと言って、パイロットの技術が下手だということはない。
1.追い風のとき
2.滑走路が滑りやすいとき
3.滑走路が短いとき
大雑把に言うと、これらの場合は、パイロットは多少なりとも「ガシャーン!」と着けようとする。
理由はタダ一つ。オーバーランの危険性を少しでも減らすためだ。
もちろん、非常に気象条件が良い場合や滑走路が長い場合は、そーっとつけてくれる人が多い。が、気流の影響でちょっと接地が遅れたり、着陸のための条件が悪かったりしたら、ためらいなく「ドーン!」とつけてくれるパイロットさんは、実は安全志向のいいパイロットさんなんですよ。
・・・業界人なら誰もが知ってる、小話でした。
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