高校入学

 まずは、高校に入学するところから。

 2003年7月。初めて甲陵に行ったときだ。母の友人の息子が、同じ中学から甲陵に行ったということで、甲陵の存在はなんとなく知っていた。とにかく、頭がいい。そんなイメージだった。 公立の高校なのに、全国から募集しているため、長野県の生徒でも受験することは可能だった。
 なんとなく、のイメージしかもたないまま、甲陵の学校説明会へと足を運んだ。

甲陵高校甲陵高校

 そういえば、あの頃はまだ「組合立」だったなぁ・・・。市町村合併して、いまは「北杜市立」とかいう立派な名前がついているが、合併前(2006年3月まで)は「山梨県北巨摩郡長坂町外三町村学校組合立」なんていうへんてこりんな名前だったのです。ま、そんなことはどうでもいいか。

 近くにも、進学校はあった。・・・と今書いて、なんか、今はじめて気づいたのだが、中学生の自分は、勝手に「自分は進学校に行く」と思っていた。そんなに学校の成績も良くなかったのに。良くなかったというか、確か、140人ぐらいの学年で10番ぐらいだったから、勉強しててそれ相応の結果だったというか。

 中学のときは、高校のときもそうだけど、塾には通ってなかった。
 中3にもなると、塾に通い始める友達が多くなった。「信学会」とか「いずみ塾」とか。全国的にはぜんぜん有名じゃないけど、地元では2大塾でした。 なんでみんなが塾に行くかはわからなかったけど・・・やっぱり、公立中学で、ゆとり教育が始まったばかりで(そういえば自分が中2のときから土曜日が全部お休みになったんでした。)公立での学習の不安もあって、行く人が多かったのかな。今思うと、「できない」人より「できる」人の方が塾とか行ってたなぁ。中学生が塾でどんな勉強をするのか、私はぜんぜん知らないんですけど、学校でやらない応用問題とかやってたのかなぁ・・・。体験学習ぐらい、行っとけばよかったかなぁ・・・。

 そういえば、あの頃からすでに「塾アレルギー」「アンチ塾」思想のようなものは自分の中にあった。親の持ってるお金も少ないし(今と比べれば全然そんなことないけど、父親だってちゃんと働いてたし)、塾なんて行かなくたってちゃんと行きたい高校にはいけるんだ!!みたいなことを主張したかった気がする。

 でも、中3からz会はやってたんだよなぁ。。社会と国語。あれで6万ぐらい使った気がする。うん。中2の2月ごろ申し込んだ。母親とインターネットで。うーん、確か、中1の頃は学年2位とかとってて結構調子よかったんだけど、中2の終わりごろは少し低迷してたのかな。なんというか、中学の授業だけじゃテスト対策いくらやっても限界がある、だからZ会やってみようか、みたいな感じだった気がする。でも、「Z会は塾と違う」って思ってたし、周りにもあんまりZ会やってることは言わなかった。「塾なんかに頼らないで、学校の授業だけで勉強してる自分」を作り上げてた。 たぶん、小学校のときは頭いいとか言われてて(実際そうでもなかったんだけど。理科のテストとかわからなすぎてカンニングしてたしw)、でも、中学入ったら自分よりできる人がいっぱいいて、勉強しても全然勝てなくて、その人たちと自分を差異化するために「自分は塾に行ってない」ってことを強調したかったのかな。「塾にいってない生徒の中では自分が1番だよ」って、そう言いたかったのかな。・・・今思うと、すごい無駄な努力だと思う。結局浪人して予備校にはお世話になるわけだしww

 話が脱線しすぎた。なんだっけ。あ、なんで前提として「進学校」があったのか、か。まぁ、たぶん、「差異化」の延長線上として、塾に行かずに進学校に行けたなら、塾なんて意味ねぇよ!!って主張できるから、だったのかなぁ。 で、まぁ、縁もあって、とりあえず甲陵を見てみようと思って、学校説明会には行ったわけです。これも母と二人で行ったな。たしか雨が降ってて、駅から学校への道のりもわかんなかったし、タクシーに乗ったんでした。長坂タクシー。パンフレット見てある程度は知ってたけど、やたらと建物が豪華だった。公立高校かよ。ホールとかめっちゃキレイでした。ここ、来たいなぁ、って、素直に思ったんじゃないかなぁ。その証拠に、学校説明会当日に、私は甲陵の過去問を1500円も出して買っていました。甲陵高校は公立のくせに入試は独自の問題なのです。だから、過去問。
 ホールに入って、同じ中学の二人がいた。全然「甲陵」って言葉も出したことなかったのに。最終的にその二人も同じ高校に進みます。なんであの二人は甲陵だったんだろう・・・?高校に入って仲良くなって、今年のGWも、二人とも会いました。一人は医学部医学科、もう一人は医学部看護学科。みんな夢を叶えられてる。良かった。。