8月28日、2泊3日の取材の最後は生理学研究所の伊佐先生。
生理学研究所とは今回のシンポジウムを主催する自然科学研究機構(NINS)の研究所の一つ。(NINSは国立天文台、核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所の五つから成る)
NINSの研究所(上の後ろ三つ)は愛知県東部の岡崎に集中していて、生理学研究所(通称:生理研)もその中にある。

名古屋駅で食べたインディアンスパゲッティ。
28日朝、大阪から名古屋まで新幹線で移動。最終日とあって疲れ寝る。
名古屋で昼食。これはインディアンスパゲティといういかにも名古屋らしい食べ物。スパゲティとカレーソースの組み合わせはgoodだった。
その後名鉄に乗って東岡崎駅へ。やはり寝る。

岡崎にて。生理研は地図の左下にある。
東岡崎の静かな町を歩いていくと、NINSの研究所が集まったキャンパスにたどり着いた。研究所が点々としている中に生理研の建物がある。
伊佐先生は盲視をテーマにした話だった。
盲視とは見えないはずの視覚的認識と行動のかい離を指す。サルの脳(一次視覚野)の、ある視野に対応する部分だけ破壊する。見える範囲から見えない範囲へ点が動く時、そのサルの目線は二か月ほど訓練をすると点の移動した方向を追う。つまり、点が本来見えないはずなのに、動いている方向が分かることになる。
それを認識しているのは、普通のサルやヒトが使う視覚経路ではない、進化的には古い経路(中脳の上丘と呼ばれるところの経路)による。
このような現象から、意識とは何なのか?といった問いを考えることができる。一体実験されているサルにはどのような認識がされているのだろうか…?
その後名古屋に戻り、味噌カツを食べて夜行バスで東京へ帰った。取材が濃かったのであっという間の3日間だった。