
12月の暮れ、久しぶりに戻ってきた街を歩きながらぼんやりと考える。
大晦日とあって街は人で溢れ、いつもとは違う景色を見せている。けれども思い出は確かにその街の至る所に刻まれていて
ひとりでに足が進み、次々と [...]

gapyear.jpさまから取材を受けました。
休学するまで、休学してから、などのことが中心になっています。
何か身のあることが言えたかは分かりませんが、この一年の日々を振り返るつもりでお話させて頂きました [...]

12月の夜。家にいるのが窮屈で、夜中にあてもなく外を歩く。
空気は澄み、風は鋭い。雲に隠れても月の光が街に届く。
コートのポケットに手を突っ込んで、マフラーに顔を埋めつつ、坂道を下る。
…
近々 [...]

ウェブデザインを担当することになっている赤坂のバーで打ち合わせをしつつ飲んできました。
僕が大切に思っている人たちを連れて、カウンターだけの小さなお店でゆっくりと三時間。
頂いたのはグレンモーレンジの18年 [...]

祈ることしかできない。僕の寿命なら一年でも二年でも差し出す。だからお願いだ、待ってくれ。
僕はまだ、あなたからベートーヴェンもブラームスも教わっていないんだ。

珍しく風邪を引いた。
38度という高熱を久しぶりに経験して、一日中ずっと家に籠っていた。
風邪を引いて布団に寝転んでいると、必ず思い出す小説がある。
「童謡」という小説がそれだ。これを初めて読 [...]

将来や先行きは何も見えないけれど、見えない事に怯えていては見える範囲の将来にしか進めない。
目を閉じても進めるような将来や予め見える程度の未来に進んでしまうぐらいなら、僕は生きていなくていい。
ジェットコー [...]

秋が来た。宙ぶらりんの身に秋の風は辛い。身に染みて心を揺らす。
24にもなってひとりで歩くことすら、僕には出来ない。無力。情けなさ。
夏の太陽の眩しさに目を細めて見えないフリをしていたものが、秋の訪れととも [...]

放っておくと収束してくる世界に耐えきれなくて、僕はいつも裂け目を求める。
どうしてみんなは自ら世界を収束させ、安定を求めようとするのだろう。
まだ世界を収束させるには早過ぎる。纏まるのはまだ早い。自分をどこ [...]

毎年のようにサーフィンへ行っています。
今年ももちろん、波と遊びに伊豆へ。昨年はクラスの友達を連れて行きましたが、
2011年はオーケストラとデザインチームのメンバーを連れていつもの宿に行きます。
一年ぶり [...]

東京に来て四年になるのか、と気付いて溜め息をつく。
2011年の夏。予定の合間を縫うようにして実家に帰って来た。
かつては憧れの乗り物だった新幹線も、24歳になった今では、近所に出かけるのと同じ感覚で乗って [...]

「美の快楽を鎮めることができないのは、……太古のためである。……芸術は(ファウストがヘレナを連れ戻すように)
時間の深淵から美を連れ戻す。」(ヴァルター・ベ [...]

時々、言葉の力に圧倒される瞬間がある。
本の中の一文、街中の広告、何気なく放たれた会話のひとこと。
昨日観た「ケージ」という演劇はまさにそうした言葉の力に溢れた演劇だった。
言葉が「場」を作る。狭いステージ [...]

寝るのが怖い。一日を終えるのが怖い。
目を閉じて布団に横になると、頭の中に自然と一つの問いが浮かんでくる。これぐらいで僕は僕の一日を終えていいのか?
寝る、一日を終えるということは、死へと一日近づくという事 [...]

自分の人生を簡単に纏められるのには耐えられない。
説明できない屈折や脱線だらけの人生を送る人の方が、僕にとっては魅力的に映る。
迷う事を怖がらず、いままで一緒に歩いてきた友達に笑顔で手を振って、森の暗い横道 [...]