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Spread (邦題:「愛とセックスとセレブリティ)

 
Spreadという映画を観た。邦題は「愛とセックスとセレブリティ」というもの。
端的に言って、感想を書く時間が勿体ないぐらいつまらない作品だった。
セックスシーンの描写も俗だし、台詞回しも平凡、ラストの作り [...]

エリック=エマニュエル・シュミット “Odette Toulemonde” (邦題:「地上五センチの恋」)

 
Odette Toulemondeという映画を観た。
人気作家が新作を評論家にけちょんけちょんにやられ、凹んでいたところ妻に浮気され(しかもその評論家と)、絶望したところに、その作家のファン(未亡人)からの [...]

「シャネル&ストラヴィンスキー」

 
ストラヴィンスキーは土の匂いがする。気品のある野粗。冷静な狂い。
「春の祭典」を軸に、シャネルとストラヴィンスキーの出会いや交流を描いた本作は、そうした気品と野粗の相克に惹かれた
芸術家ふたりの物語だったと [...]

フランソワ・オゾン「しあわせの雨傘」(原題:POTICHE )

 
「しあわせの雨傘」という映画を見た。
主演は「シェルブールの雨傘」で知られるカトリーヌ・ドヌーヴ。
シナリオ自体は単純な女性賛美なのだが、その描かれ方が非常に面白い。浮気を繰り返す夫は自分の妻(カトリーヌ・ [...]

劇団「ミームの心臓」第二回公演「ケージ」を観た。

 
時々、言葉の力に圧倒される瞬間がある。
本の中の一文、街中の広告、何気なく放たれた会話のひとこと。
昨日観た「ケージ」という演劇はまさにそうした言葉の力に溢れた演劇だった。
言葉が「場」を作る。狭いステージ [...]

『モンテーニュ通りのカフェ』(原題:Fauteuils d'orchestre)

 
 週末恒例の映画鑑賞祭その2は『モンテーニュ通りのカフェ』、原題を訳せば「オーケストラ・シート」。
公開は2006年、ダニエル・トンプソン監督による作品です。あらすじを引用しておきましょう。
・・・・・・・・
パリ8 [...]

『ダニエラという女』(Combien tu m'aimes?)

 
 『ダニエラという女』を観た。監督はベルトラン・ブリエ。2005年の映画である。
原題は Combien tu m’aimes? つまり「私をいくらで愛する?」という感じになるだろうか。
原題から分かるよ [...]

Casanier

 
 虫垂炎が悪化し、しばらく自分の力で起き上がる事が出来ない状態が続いていた。もちろん大学もすべて休んだ。
小学校以来、滅多に学校を休むことが無かった(中学・高校と六年間皆勤した。果たしてそれが良いことかは分からないが [...]

『二十歳の君への宿題』メールフォーム

 
先日ここに書いた、立花ゼミ駒場祭企画『二十歳の君への宿題』のメールフォームができました!
URLはhttp://kenbunden.net/20/です。作ってくれた技術班の方々ありがとう。
このブログをお読み頂いてい [...]

” La fille sur le pont ” 邦題 『橋の上の娘』(Patrice Leconte)

 
 最近、映画評ばかりが続いています。
というのは近所のレンタルショップがたまにレンタル一週間190円セールをやってくれるので、その日に大量に借りこんできたためです。
フランス映画が中心なのはフランス語のリスニングにい [...]

『ベティ・ブルー インテグラル』(1986,Jean-Jacques Beineix)

 
 うーむ。
とんでもない映画を見てしまった気分になった。
日本では『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』として公開された作品の完全版がこの『インテグラル』で、原題は37°2 le matin という。
これは「朝、37. [...]

” Pas sur la bouche “ (邦題 『巴里の恋愛協奏曲』)

 
 ” Pas sur la bouche “、つまり「口ではなく」という映画を見た。監督は『夜と霧』のアラン・レネ。
感想は・・・なんじゃこりゃ、という感じ。(笑) 音楽と衣装と舞台がゴージャ [...]

『僕のピアノコンチェルト』(原題:Vitus フレディ・M・ムーラー監督 2006)を観た。

 
 『僕のピアノコンチェルト』を観た。予想していたようなシナリオとはまったく違う、良い意味で予想を裏切られた作品。
天才であるがゆえの苦悩、そして音楽を無理やり押し付けようとする親が前半では描かれる。
後半は捻りの効い [...]

Jeder für sich und Gott gegen alle  「カスパー・ハウザーの謎」 試論

 
  「カスパー・ハウザーの謎」という映画がある。昨年、僕はこの映画を表象文化論のある教授に見せて頂き、レポートを書いた。
枚数制限もあったし書くのに使える時間もそう長くはなかったのでたいしたものではないが、せっかくな [...]

「Nuovo Cinema Paradiso」を観た。

 
 久し振りに晴れた一日、五月祭の話や本の話やら書きたい事は沢山あるのだが、この映画について書かないわけにはいかない。
名作の誉れ高き、ジュゼッペ・トルナトーレ監督による「Nuovo Cinema Paradiso ( [...]