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	<title>KENBUNDEN  -東京大学 立花隆ゼミ-　見たい、聞きたい、伝えたい。東大生の好奇心！</title>
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		<title>学生へのインタビュー</title>
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		<comments>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2010/02/19/interview/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 19 Feb 2010 03:00:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>朝倉 彰洋</dc:creator>
				<category><![CDATA[貧困と東大]]></category>

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		<description><![CDATA[「貧困と東大」のチームで行った東京大学三鷹国際学生宿舎でのアンケート。多くの回答の中に、ひとつだけ、メッセージとともに連絡先が書かれていた。
「協力できることがあれば、他にもアンケートや質問に応じます。」
私たちはそ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p align="left">「貧困と東大」のチームで行った東京大学三鷹国際学生宿舎でのアンケート。多くの回答の中に、ひとつだけ、メッセージとともに連絡先が書かれていた。</p>
<p align="left">「協力できることがあれば、他にもアンケートや質問に応じます。」</p>
<p align="left">私たちはそこに書かれた連絡先にメールを送り、大学入学までにどのような人生を歩んで来たのかを尋ねた。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left">返事はすぐに返ってきた。</p>
<p align="left">小学2年生の時に父親を亡くし、母子二人で生きて来た。その上母親は長時間働くことができない身体。それでも「知識は重たいものではないから」と言われ、勉強を重ね、東京大学に現役で進学した。</p>
<p align="left">テレビゲームはなかったけれど、周囲の人々に支えられ、努力を重ね、いまを掴み取った。</p>
<p align="left">「お金持ちでなくても東大で学べる」それを地で行っている。</p>
<p align="left">今のところ（まだ入学して２か月ちょっとですが）、大学生活には満足していますし、充足感でいっぱいです。</p>
<p align="left">どうせなら何事もポジティブに考えた方がいいと思っているので。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">私たちは、この非常に力強く前を向いた若者にインタビューを申し込んだ。</p>
<p align="left">ここにそのインタビューでのやり取りを記す。ただし、プライバシーの観点から一部削除改変した部分がある。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><strong>大学入学まで</strong></p>
<p align="left"><em>#あなたの生い立ちについて、大学入学前まで時系列に沿った形でお話しください。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">最初は普通の家庭でした。両親とも大学を出ていません。</p>
<p align="left">小学校2年生のときにいわゆる過労死で父を亡くしました。結構突然でしたが小学校2年生なのであまり覚えていません。</p>
<p align="left">全く働けないというほどではありませんが、母はあまり身体が丈夫ではりませんでした。父を亡くした時に「働くかわりにテレビゲームを買うとかいろいろ遊ぶ生活がいいか、働かないでちょっと苦しい生活にはなるけれど一緒に過ごせる生活がいいか」ということを相談して、私は後者を選びました。まだ小学生だったので。ここで母に働いてもらうという選択をしていたら、たぶん私は東大に来ていないでしょう。小学校の5，6年生のときにグレかけたので。それからは遺族年金で暮らしてきました。でもお金のことで細かいことはわかりません。特に苦しい、困っているという感じはありませんでした。</p>
<p align="left">中学生の時に塾に通い始めましたが、私自身は行かなくてもいいかなと思っていました。学校の勉強だけで賄えていたし、それなりの成績はとっていましたから。しかし、母から「能力があるんだったら能力を発揮しないのはもったいない」と言われて、せっかくだしちょっと行ってみようかなという感じで始めました。</p>
<p align="left">高校は公立の進学校に進みました。高校でも塾に通っていました。授業料は一部免除されていました。1，2年生の時は地元の国公立大学に行けたらいいかな、と思っていたのですが、頑張って勉強していたら十分に成績が伸びたので、東大を受けました。どうせなら高いレベルに挑戦したいというのが大きな理由です。だから、これがやりたいから東大ってことはありませんでした。逆に、東大は進学振分があるおかげで1，2年生の間は学部学科が決まっていないことが魅力でした。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#大学入学までにお金に困ったという体験はありませんでしたか？たとえば、高校生になると交友範囲が広がったり、携帯電話を持ったりしてお金がかかりますよね。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">中学校の友達の方が遊ぶ感じだったので、高校に入ってからは特に言うほど交際費はかからなかったと思います。進学校だとみんな勉強で忙しいですからね。携帯電話も持っていましたし、普通の高校生活を送りました。テレビゲームをやらなければ音楽もあまり聴きませんでしたし困ったということはありませんでした。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#高校の時にも奨学金を受けていましたか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">ふたつの奨学金を受けていました。</p>
<p align="left">ひとつは、高校の同窓会の奨学金です。同窓会は先生が教えてくれて、同窓会で学業優秀でそれなりにお金の少ない生徒に奨学金を与えていますがどうですか、という相談をいただきました。高校2年生の時です。選ばれたのは学年で2，3人程度でした。月に1万円くらい、卒業まで奨学金を受けました。</p>
<p align="left">もうひとつは、こちらも先生から紹介していただいたのですが、企業かなにかが財団を作っていて、その財団から奨学金をいただきました。学校の中で3人くらいの枠でした。金額は、同窓会より多かったのですが5万円とかはもらっていませんから2,3万円くらいでしょうか。こちらは高校3年間でした。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#経済的な面で先生や学校がいろいろと助けてくれたということですね。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">自分でも掲示板とかに（募集要項などが）張ってあるのを見たりはしましたが、先生方からいただいたご支援は大きいと思います。けっこう先生には恵まれました。よかったです。高校の時に奨学金をいただいていたところとは別のところからですが、大学に合格したら奨学金を支給しますという約束をいただいていたので、大学生活にお金の心配はしていませんでした。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#奨学金や授業料免除を受けていると、事務手続きや集会などで出会った人が自分と同じような境遇にあるとわかると思います。高校の友達などで、そういうつながりはありましたか。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">一人や二人はいました。でも普段そういう話をしませんよね。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#友達との間で、どうしてそういう話が出ないのでしょうか。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">そういう話をする空気にならないのもありますが、私の感覚でいうと、そんなことで何かあった時に「あいつはそういう家だから」とかわいそうな目で見られるも嫌だし、付き合い悪いのもそういうことなのかなと思われるのは嫌ですよね。私自身に対してあからさまにはそういうことは無いでしょうが、裏で言われてそうですよね。何となくですけど。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#ここまでで大学入学前のお話をうかがいましたが、自分の人生に対する現状認識が大きく変わったり、将来設計が大きく捻じ曲げられたりということはありますか。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">特に悪い方向に曲がったことはありません。たぶん父が生きていたら東大には来ていなかったと思います。別の人生だったでしょうね。</p>
<p align="left">だけど、やっぱり人に恵まれていました。周りの人もそうだし、先生、学校の先生に当たりが多かったんですよ。勉強が好きになったのも、小学校の先生が珍しく理系の先生で、理学部を出た先生だったんです。それで数学とか理科とかが好きになりました。</p>
<p align="left">好きって伸びるじゃないですか。それが大きかった。その調子で今までどんどん進んで来ました。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#すると大学入学前にはお父様が亡くなられたところ以外は普通の人生を送られて来られたと？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">そうですね。普通の学生です。すいません（笑）ほかの人から見たら違うのかもしれないけれど、特に困ったこともないし。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#お金がないからといって、大学にいけないということは無いと。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">そういう固定観念はまずいと思います。お金がないということと、大学にいけないということに多少は関係あるけれど、そんなに密接には関連していないと思います。</p>
<p align="left">それなりにお金がなくても（奨学金や授業料免除のような）そういう支援はいっぱいあるし、探せば見つかると思います。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><strong>大学入学後</strong></p>
<p align="left"><em>#あなたは進学のために上京されて、今お母様はどのような生活をしているのですか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">一人でさびしいとは思いますが、特には。一人で話し相手がいないので習い事を始めたとか。浪人する可能性もあったのでちょっとはまとまったお金が用意してあったみたいです。私もできるだけ帰省するようにしています。一人だとこっちも不安ですし。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#それで東京に来ますよね。そこで入学前とのギャップに驚いた、ということはないですか。例えば、大学に入ってしまうと奨学金の情報なんてたくさんありますよね。他には友達がすごい勉強をしているとか。印象に残っていることありますか。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">友達のバックグラウンドが違いますよね。二浪しているクラスの友達はお父さんが国交省の官僚だそうで、3階建ての大きな家に住んでいます。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#住所が国会議員宿舎の人もいますよね（笑）あとは数学オリンピック金賞とか。</em></p>
<p align="left"><em>#ほかに、高校時代は考えてもいなかった進路を考えたとかいうことはありますか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">高校時代から進路はそんなにバチッと決まっていたわけじゃないので。でも大学に来てからの方がいろいろ視野は広がりますよね。高校時代は知らなかったけれど、こんな道もあるんだとか。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#大学生になると見える景色が違いますよね。</em></p>
<p align="left"><em>#大学に入ってからお金に困っていることもないのでしょうか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">いまのところそれはないですね。おかげさまで。そんなに苦しいとか感じるほどではありません。</p>
<p align="left">節約しなきゃと思うことは多少ありますが、贅沢をしようとは思わないので、そこまで切りつめないといけないという感じではありません。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#アルバイトはしていますか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">していません。給与の奨学金を月5万円もらっているので。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#普通、奨学金というと学生支援機構（旧・日本育英会）の貸与奨学金を指すと思いますが、こちらは使っていますか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">使っていません。奨学金のほかには、ひとつ口座を持っていて、残高が無くなったら母が足してくれます。</p>
<p align="left">あとは三鷹寮(*)の家賃が1万円というのが大きいですね。（*通称。正式には三鷹国際学生宿舎）</p>
<p align="left">でも本郷に行ってからが大変ですよね。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#私はもう本郷(*)に行ってしまうので部屋を探しているのですが、あんな家賃は絶対にありえませんよ。三鷹寮には学生は本当に感謝していますよね。(*東大のほとんどの学生は1,2年を駒場キャンパス、3年以降を本郷キャンパスで学ぶ。本郷には大きな宿舎がないため、多くの三鷹寮生は普通のアパートを借りることになる)</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#大学に入ってからの人付き合いはどうでしょう。コンパに参加すれば一回数千円は飛んでいきますよね。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">しょっちゅうは行かないけれど、それなりには参加しています。テストの後とか駒場際の後とかありますね。お金がないからいけないということはありません。そんなに毎週毎週やっているわけではないですから。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#サークル活動は何かしていますか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">科学の楽しさを伝えるサークルをやっています。そのサークルにしたのは、私は小学校から理科が好きで、それと教えることがけっこう好きなんです。小学校中学校では将来の夢は学校の先生でした。理科が好きで、教えるのが好きで、チラシを見てこれだ！と思いました。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#サークルはどのくらいの時間をかけていますか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">不定期ですが駒場際の前には頻繁に集まったり、時間をかけたり、プロジェクトが立ち上がったら集まったり。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#教えるのが好きだったら塾講師や家庭教師は東大ではメジャーなバイトだと思いますが、やっていないのは理由があるのですか。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">実家で言われていたことなんですが、いとこがバイトのほうが忙しくなって大学やめてしまったことがあって、バイトするのはあまりよろしくないという感じがありました。本末転倒ですよね。大学の間はしっかり勉強してきなさい、と母に言われました。しっかり勉強するなら行ってもいい。その代わり精一杯やりなさいということでした。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#それでは大学での勉強についてはどうでしょう。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">構造化学(*)が意味不明です（笑）(*理系の必修科目。量子力学の基礎を勉強します)</p>
<p align="left">今学期は17コマ履修しています。先学期19コマとったので（単位は足りている）。おもしろそうなやつを履修しています。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left">#専門課程の進学先もどこに希望をまだ決まっていない状況ですか？</p>
<p align="left"></p>
<p align="left">そうですね。まだです。応薬学部を目指しているのですが、化学が好きなので理学部とか。その先は、行けたらいいですけど。また専門課程に進学した中での判断ですが。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#就職なんかも白紙ですか</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">白紙です。何も決まってないです。だって一年後になにやっているかもわからない(*)じゃないですか。(*進学振分=東京大学では2年生の秋に成績順で専門が決まる)</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#学校の先生に恵まれきたというお話でしたが、いまでも交流はありますか。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">人間関係は大きいですね。年賀状は出しています。小学校の先生とは今でもやり取りがあります。中学校の時の数学の先生もすごくいい先生でした。かわいがってもらえて。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#将来こういう人たちにどういう風に感謝するつもりだとかいう考えはありますか。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">感謝を忘れてはいけないと思います。ただ、この人たちに感謝するのはありますが、次の世代につないでいくのが大事だと思います。何かしら自分が恩恵を受けているから、それは社会に対して返さないといけないなと。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#こういう集まりはアンケート(*)がきっかけですよね。アンケート封筒を見たときにどういう印象を受けましたか？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">こんな活動をするのかと、すごくいい取り組みだなと思いました。だって東大と貧困なんて絶対に結びつかないじゃないですか世間の目からして。こんなこと一般の人には知ろうにも知れないじゃないですか。東大の学生でも全然知らないと思いますし。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#こんな感じでも普通に大学生活を送れているわけですよね。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">結局何とかなるんですよね。なるようになるし。ポジティブに考えることですよね。</p>
<p align="left">おんなじ状況でも解釈で変わると思うんです。父が亡くなったことも世間的に見ればすごくネガティブなことじゃないですか。それでも私自身にとってはそれほどネガティブなことじゃないんですよね。こう言ったら語弊があると思いますが。</p>
<p align="left">父が健在なら絶対東大には来ていないし、高校もそんなにいいところに行っていたい。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#ばねになったということでしょうか。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">基本プライドが高いので（笑）いい方向に開花したというか</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#最後に、この記事を読む人に向けたメッセージをお願いします。</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">私個人が一番重要だと思っているのは解釈です。ものは考えようというか。それが一番大きいと思います。</p>
<p align="left">ものってこっちから見るのとあっちから見るので断然変わって見えると思うんですよ。ひとつのものでひとつの考え方しかできないってことはないと思います。状況でもなんでもそうです。私は基本的にいいほうから見るように努力しています。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#それはお母さんの教育ですか</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">どうでしょう。元からの性格だと思います。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#お母さんも？</em></p>
<p align="left"></p>
<p align="left">どっちかというとネガティブな人間です。逆にその反発というのもあるかもしれない</p>
<p align="left">二人ともネガティブだったらすごい家庭になるじゃないですか。</p>
<p align="left">今のもそうですけど、世間ではネガティブって悪いイメージだけど、逆にばねになるって考えたらポジティブな考え方になるじゃないですか。そういうのってすごい大切だと思います。</p>
<p align="left">考え方って重要だと思います。</p>
<p align="left"></p>
<p align="left"><em>#ありがとうございました。</em></p>
]]></content:encoded>
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		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>同窓会の一日</title>
		<link>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2010/01/02/%e5%90%8c%e7%aa%93%e4%bc%9a%e3%81%ae%e4%b8%80%e6%97%a5/</link>
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		<pubDate>Sat, 02 Jan 2010 06:00:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>西田 祐木</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009立花ゼミ同窓会]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://kenbunden.net/wpmu/?p=1729</guid>
		<description><![CDATA[<a href=http://kenbunden.net/wpmu/blog/2010/01/02/%e5%90%8c%e7%aa%93%e4%bc%9a%e3%81%ae%e4%b8%80%e6%97%a5/><img src=http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/start-300x200.jpg class=imgtfe hspace=5 align=left width=100  border=0></a>あけましておめでとうございます。<br />
遅くなりましたが、同窓会の一日をダイジェストでお送りします！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[あけましておめでとうございます。<br />
遅くなりましたが、同窓会の一日をダイジェストでお送りします！<br />
（写真は栄田さん、岩崎さんから提供していだたいたものです。ありがとうございます。）<br /><br />

10：30<br />
白山駅にて買い出し組集合。<br />
現役生の酒豪（？）２人がお酒をセレクト。<br /><br />

11:30<br />
事務所到着。<br />
ゼミ長（内藤）が合流。緑さんと年表を作る。<br />
もろもろ直前にあわてて準備する。<br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/start-300x200.jpg" alt="準備中" title="準備中" width="300" height="200" class="alignright size-medium wp-image-1730" />
13:00<br />
山上会館に入り準備開始。<br />
受付を回してくれた内藤、栄田の二人→<br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/naka1forblog-300x198.jpg" alt="中村さん" title="中村さん" width="300" height="198" class="alignleft size-medium wp-image-1731" />
14:20<br />
同窓会開始。<br />
第一期の活動紹介を中村さんにして頂きました。<br /><br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/katsuki2-300x198.jpg" alt="勝木さん講演「脳を調べて書く」" title="勝木さん講演「脳を調べて書く」" width="300" height="198" class="alignright size-medium wp-image-1732" />
14:50<br />
第一期OB、勝木さん（国立遺伝学研究所）講演<br />
「脳を調べて書く」<br /><br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/katsuki1-300x198.jpg" alt="質疑応答：現役生と第一期生" title="質疑応答：現役生と第一期生" width="300" height="198" class="alignleft size-medium wp-image-1733" />
第一期の方々を中心に議論が白熱。<br />
レベルの高さに刺激を受けました。<br />
←現役生の質問に先輩方が議論<br /><br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/katsuki3-199x300.jpg" alt="勝木さんと立花先生" title="勝木さんと立花先生" width="199" height="300" class="alignleft size-medium wp-image-1760" />
←勝木さんと立花先生<br />
勝木さんを今の研究に導いたのは立花先生の影響があったとのこと。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/iwasaki-300x200.jpg" alt="岩崎さん" title="岩崎さん" width="300" height="200" class="alignright size-medium wp-image-1743" />
16:40<br />
第二期「SCI」の活動紹介を岩崎さんにして頂きました→<br />
ゼミ長の加藤さんから送ってもらったスライドを使いつつ、<br />
急遽代わりに話してもらいました。<br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/sakai-300x199.jpg" alt="酒井さん" title="酒井さん" width="300" height="199" class="alignright size-medium wp-image-1744" />
17:10<br />
第三期「見聞伝」活動紹介。<br />
各年度のゼミ長にリレーで話してもらいました。<br />
07年度ゼミ長の酒井さん→<br /><br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/seki-300x199.jpg" alt="関さん" title="関さん" width="300" height="199" class="alignleft size-medium wp-image-1745" />
←08年度ゼミ長の関さん。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/naitou-300x200.jpg" alt="内藤君" title="内藤君" width="300" height="200" class="alignright size-medium wp-image-1746" />
09年度ゼミ長の内藤君→<br />
見聞伝の紹介スライドを全て作ってくれました。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/allstars-300x200.jpg" alt="歴代ゼミ長、集結。" title="歴代ゼミ長、集結。" width="300" height="200" class="alignleft size-medium wp-image-1761" />
忙しい中、06年以降のゼミ長が集結！この光景は貴重。<br />
左から、<br />
07年度ゼミ長 酒井さん<br />
06年度ゼミ長 加藤さん<br />
08年度ゼミ長 関さん（話している）<br />
09年度ゼミ長 内藤君（パワ―ポイント操作中）<br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/party2-300x200.jpg" alt="パーティーその2" title="パーティーその2" width="300" height="200" class="alignright size-medium wp-image-1763" /><img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/party1-300x200.jpg" alt="パーティーその1" title="パーティーその1" width="300" height="200" class="alignright size-medium wp-image-1762" />
18:00<br />
場所を変えて立食パーティー→<br />
左：歓談中<br />
右：準備、片づけで手伝ってくれた現役生。お疲れさまでした。<br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/guitar-300x200.jpg" alt="岩間さんによるギター" title="岩間さんによるギター" width="300" height="200" class="alignleft size-medium wp-image-1765" /><img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/rakugo-200x300.jpg" alt="渡辺さんによる落語" title="渡辺さんによる落語" width="200" height="300" class="alignleft size-medium wp-image-1764" />
一芸を披露してもらいました。<br />
いきなりのお願いにもかかわらず、引き受けてくださりありがとうございました！<br /><br /><br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/last-300x199.jpg" alt="立花先生のお話" title="立花先生のお話" width="300" height="199" class="alignright size-medium wp-image-1767" />
20:00<br />
立花先生のお話。<br />
第一期から振り返って面白い話が飛び出したり、<br />
これからのことを話して頂きました。<br />
時間が足りなかったのが残念でした。<br /><br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/mrmatsuda-300x200.jpg" alt="松田先生のお話" title="松田先生のお話" width="300" height="200" class="alignleft size-medium wp-image-1768" />
20:50<br />
最後の最後に、松田良一先生（教養学部）が到着。<br />
立花先生が最初に駒場で開いた授業「応用倫理学」は松田先生の依頼で始まったもので、立花ゼミの生みの親といえる先生です。<br />
聞いていて、このゼミがあることのありがたみを再認識しました。<br />
お忙しい中駆けつけて下さり、ありがとうございました。<br /><br /><br />

<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/nijikai-300x198.jpg" alt="二次会" title="二次会" width="300" height="198" class="alignright size-medium wp-image-1769" />
21:30<br />
時間をオーバーして大慌てで撤収作業。<br />
山上会館を出て二次会に移動しました。<br />
二次会では、「SCI」OBの杉本さんがGMをされているLab-Cafeを貸して頂きました。本郷三丁目の交差点すぐ近くです。<br /><br />

黒板で議論をする先輩、先輩のゼミに入ったきっかけを聞く現役生、さまざまなやりとりが交わされました。<br />
翌朝まで残った人もいました。お疲れさまでした！<br /><br /><br />

最後に。集まって頂きありがとうございました！
<img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2010/01/everyone.jpg" alt="everyone" title="everyone" width="1024" height="685" class="aligncenter size-full wp-image-1752" />]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2010/01/02/%e5%90%8c%e7%aa%93%e4%bc%9a%e3%81%ae%e4%b8%80%e6%97%a5/feed/</wfw:commentRss>
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		</item>
		<item>
		<title>2009年　立花ゼミ同窓会</title>
		<link>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/22/2009%e5%b9%b4%e3%80%80%e7%ab%8b%e8%8a%b1%e3%82%bc%e3%83%9f%e5%90%8c%e7%aa%93%e4%bc%9a/</link>
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		<pubDate>Tue, 22 Dec 2009 00:30:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>西田 祐木</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009立花ゼミ同窓会]]></category>

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		<description><![CDATA[<a href=http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/22/2009%e5%b9%b4%e3%80%80%e7%ab%8b%e8%8a%b1%e3%82%bc%e3%83%9f%e5%90%8c%e7%aa%93%e4%bc%9a/><img src=http://kenbunden.net/wpmu/files/2009/12/e37558859d680710470a6bd53e3403cd.png class=imgtfe hspace=5 align=left width=100  border=0></a>12月20日、立花ゼミの同窓会が多数のOB、OG、そして現役生の参加の下開かれました。その様子をお伝えします。（01.02　ダイジェストを追加。　随時更新予定）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[　12月20日、東大の本郷キャンパス内の山上会館で立花ゼミの同窓会がありました。<br />
　13年前に始まった第一期「調べて書く」、第二期「SCI」、そして現在の第三期「見聞伝」全ての期が集まる初めての同窓会で、第一期の先輩の講演、各期の活動紹介、パーティー、先生方のお話と盛況のうちに終わりました。<br />
このページではその様子をお伝えします。<br /><br />

同窓会企画責任者　西田　祐木<br /><br />

<strong><li>立花ゼミの歴史</li></strong><br />
　立花ゼミは13年前、立花先生が駒場で「応用倫理学」の授業を持ったことから始まります。<br />
　最初は授業のサポートメンバーという形でスタートしましたが、その後全学自由ゼミナールとして、第一期、第二期、第三期と形を変えて、現在にまで至っています。（加筆予定）<br /><br />

年表（09年ゼミ長内藤が使ったスライドより）<br />
<div id="attachment_1718" class="wp-caption aligncenter" style="width: 970px"><img src="http://kenbunden.net/wpmu/files/2009/12/e37558859d680710470a6bd53e3403cd.png" alt="第一期から第三期までの歴史。" title="同窓会用" width="960" height="720" class="size-full wp-image-1718" /><p class="wp-caption-text">第一期から第三期までの歴史。</p></div>　

<strong><li>経緯と集まってくださった先輩方へ</li></strong><br />
　本当は最初か最後にお伝えしようと思っていたのですが、時間の都合上話せなかったことを書かせて頂きます。<br /><br />

　10月に後期のゼミが始まった時、このようなイベントを開くことになるとは夢にも思っていませんでした。<br />
　当時、冬学期が始まった直後で、専門の授業に疑問を感じ、進学先が決まったにも関わらず迷っていました。更に、今年で立花ゼミを卒業（？）する僕にとって、その先はどうすればいいのかとふと考えました。サークルを辞め、どこに居場所を求めるか…なんてことも、大学院やその先のことを真剣に考えなければならないことにも気づきました。<br />
　実際に立花ゼミを出た先輩方に話を聞いてみたい。そんなことを考えてゼミで話しました。正直に言うと、ブレストのネタを用意していなくて、とっさに思いついた話です。<br />
　当初は教室に数人の方に集まってもらい、ディスカッションをしよう、そんな話でした。「『二十歳のころ』のころ」といったタイトルで、などと考えていました。<br /><br />

　それが、同窓会という形に変わり始めたのは10月末でした。<br />
毎年開いていた同窓会が去年できず、今年はやりたいので同時にやっていいよ。という話を先輩から頂きました。<br />
　その話を聞いてすごく嬉しかったのを覚えています。最初は軽い話だった自分の企画が本当に実現するという希望。<br /><br />

　当日まで、やったことのない事をいろいろ経験しましたが、告知や名札の準備など先輩方と同期の協力があって当日を迎えることができました。最初は数人のディスカッションなどど考えていたのが、寒い中40人近い先輩方に集まってもらったのは本当に驚きです。<br />
　仕事上多くの方とお話できなかったのが心残りですが、それでも十分いろいろなお話を聞いて多くのものを得た一日でした。<br /><br />

　当日話して頂いた第一期、第二期の先輩、見聞伝歴代ゼミ長の皆さんや、パーティでいきなりのお願いにも拘わらず一芸を披露して頂いた先輩、二次会の場所を貸してくださった<a href="http://lab-cafe.net/site/index.html">Lab-Cafe</a>を運営している先輩、準備片付けをしてくれた現役生。今更思い出すと、当日にいろいろお願いをしたこと数知れずですが、それに応えてくださってこそあの盛り上がりがあったと思っています。<br />
　そして、忙しい中集まってくださった先生と皆様。先生の最後のお話は僕には引き止めることができませんでした。先輩方のレベルの高い議論は僕らにとっては大きな刺激になりました。ありがとうございました。またこのような機会には集まってくださると嬉しいです。<br />
　最後に、この企画のきっかけを与えて下さり、始まった時から指示を頂いてきた、第一期卒業生の緑さんに一番感謝しています。貴重な機会をありがとうございました。
<br /><br />



（01.02　ダイジェストを追加。　随時更新予定）]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>立花ゼミ同窓会×二十歳の君へ</title>
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		<pubDate>Mon, 21 Dec 2009 15:14:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>内藤 拓真</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009立花ゼミ同窓会]]></category>

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		<description><![CDATA[2009年12月20日、本郷の山上会館にて東京大学立花隆ゼミナールの同窓会が行われました。当日ご来場いただいた先輩方から「二十歳の君への宿題」を頂きました！時間と場所の都合から全員分を集めることができなかったのは残念です [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2009年12月20日、本郷の山上会館にて東京大学立花隆ゼミナールの同窓会が行われました。<br />当日ご来場いただいた先輩方から「二十歳の君への宿題」を頂きました！<br />時間と場所の都合から全員分を集めることができなかったのは残念ですが、<br />御協力頂いた皆様のスナップは<a href="http://kenbunden.net/20/kabe/">こちら</a>でご覧いただけます。<br /><br />再びお会いできる日を楽しみにしております。<br /><br />09年度見聞伝ゼミ長　内藤拓真<br /><br />※スナップ掲載について不都合がございましたら、<a href="http://kenbunden.net/wpmu/contact/">こちら</a>からお問い合わせください。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>０．起</title>
		<link>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/17/%ef%bc%90%ef%bc%8e%e8%b5%b7/</link>
		<comments>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/17/%ef%bc%90%ef%bc%8e%e8%b5%b7/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Dec 2009 17:41:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>廣安 ゆきみ</dc:creator>
				<category><![CDATA[使い捨て文学]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://kenbunden.net/wpmu/?p=1654</guid>
		<description><![CDATA[まずは文学企画の「そもそも」について記しておきたい。企画に参加する理由、抱える問題意識等に関して、メンバーそれぞれに語ってもらった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">　まず、文学企画の「そもそも」について書いておく。</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック; font-size: small;">　立ち上がったのは、2009年（と律儀に書くのは一応2010年を意識しているからである）の４月。その後の経過についてはこの次の項から「活動報告」と称して続々記事が上がっていくのでそちらをご覧いただくとして。</span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">　参加者はみな、基本的に、「本が好き」な人たちである。ただ、好みの作家はまちまちであり（とはいえこれが見事にかぶって迅速に取材依頼がなされとんとんとんと文字起こしまで辿りついてしまった例もある、具体的詳細は後の森見登美彦氏の項を覗かれたい）、好きの意味もさまざまで、ゆえにこの企画に参加している理由も各各微妙にずれている。</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">　そこで、それぞれが文学企画に参加する理由、抱える問題意識等について、今更ながら語ってもらった。この企画の出自や目的を伝えるにはこれが一番手っ取り早い。</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">　リンク先はいずれも各人のブログである。飛び着いた先だけでなく、他の記事もお読みいただければ、先述の「ずれ」が少しはお分かりいただけるかもしれない。勿論、そのずれをバラエティと言い換えればそれが即ち、文学企画がここまで存続しえている最大、というより恐らく唯一の理由ということになるでしょう。</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;"> ◆</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">【Ｑ．文学企画に参加している理由やきっかけは何ですか】</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">廣安ゆきみ</span></span><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">「<a href="http://kenbunden.net/wpmu/hiroyasu/2009/07/03/%e6%96%87%e5%ad%a6%e4%bc%81%e7%94%bb%e4%ba%8b%e5%a7%8b/" target="_blank">文学企画事始</a>」</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">廣瀬暁春</span></span><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">「<a href="http://kenbunden.net/wpmu/hirose/2009/12/08/%e5%87%ba%e7%89%88%e7%82%b9%e6%95%b0%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%af%e3%83%83%e3%82%b5%e3%83%b3/" target="_blank">出版点数クロワッサン</a>」</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">坪井真ノ介</span></span><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">「<a href="http://kenbunden.net/wpmu/tsuboi/2009/12/15/%e6%96%87%e5%ad%a6%e4%bc%81%e7%94%bb%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank">文学企画について</a>」</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">岡田空馬</span></span><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">「<a href="http://kenbunden.net/wpmu/okada/2009/12/16/%e3%80%90%e4%bb%8a%e6%9b%b4%e3%80%91%e6%96%87%e5%ad%a6%e4%bc%81%e7%94%bb%e3%81%ab%e5%8f%82%e5%8a%a0%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%ab%e5%bd%93%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%80%90%e8%aa%9e%e3%81%a3%e3%81%a6/" target="_blank">【今更】文学企画に参加するに当たって【語ってみる】</a>」</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">大石蘭</span></span><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">「<a href="http://kenbunden.net/wpmu/oishi/2010/01/09/%e9%9d%a2%e7%99%bd%e3%81%8d%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%af%e8%89%af%e3%81%8d%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%aa%e3%82%8a%ef%bc%81/" target="_blank">面白きことは良きことなり！</a>」</span></span></p>
<p style="MARGIN-BOTTOM: 0cm" lang="ja-JP"><span style="font-family: ＭＳ Ｐゴシック, monospace;"><span style="font-size: small;">（日付順）</span></span></p>
]]></content:encoded>
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		<series:name><![CDATA[乱創、使い捨て文学]]></series:name>
	</item>
		<item>
		<title>山谷へ行ってきた　―はじめに―</title>
		<link>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/16/%e5%b1%b1%e8%b0%b7%e3%81%b8%e8%a1%8c%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%80%80%e2%80%95%e3%81%af%e3%81%98%e3%82%81%e3%81%ab%e2%80%95/</link>
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		<pubDate>Wed, 16 Dec 2009 05:59:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>有賀 雄大</dc:creator>
				<category><![CDATA[山谷へ行ってきた]]></category>

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		<description><![CDATA[東京都荒川区には「山谷」と呼ばれる地域がある。

今となっては正式な地名ではないが、この山谷界隈は日雇い労働者が職を求めて集まる「寄場（よせば）」として有名であった。また、格安の宿泊施設（ドヤ）が集まるドヤ街、ホーム [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[東京都荒川区には「山谷」と呼ばれる地域がある。

今となっては正式な地名ではないが、この山谷界隈は日雇い労働者が職を求めて集まる「寄場（よせば）」として有名であった。また、格安の宿泊施設（ドヤ）が集まるドヤ街、ホームレスの多いまち、近頃は外国人旅行者が宿泊するまちとしても知られている。

「貧困の現状を認識しよう」という期待をもって、我々立花ゼミ生は山谷を泊まりがけで見学しに行った。

そこは世にも恐ろしい地獄絵図・・・ではなかった。

それだけにゼミ生たちの抱いた感想も多様であり、微妙である。

さまざまな角度からの「東大生v.s.山谷」を、ルポという形で収穫した。

有賀雄大]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>感想　近藤伸朗</title>
		<link>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/16/%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%80%80%e8%bf%91%e8%97%a4%e4%bc%b8%e6%9c%97/</link>
		<comments>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/16/%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%80%80%e8%bf%91%e8%97%a4%e4%bc%b8%e6%9c%97/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Dec 2009 05:01:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>有賀 雄大</dc:creator>
				<category><![CDATA[その他]]></category>
		<category><![CDATA[山谷へ行ってきた]]></category>

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		<description><![CDATA[彼らと僕たちの住んでいる世界は違う．簡単に言うと，政治的態度が違う．僕たちは知的好奇心で彼らをピーピングするブルジョアジー，彼らはプロレタリアートだ．人は皆，党派性を帯びて生きている．その党派性は自己中心的なもので，人は皆自分の世界を住んでいる．]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　山谷ブルースで山谷の名前を聞いたことがあった．あしたのジョーの場所だということは最近知った．たしかに，泪橋の地名があって，橋のところにはそれに関連する落書きを発見した．ドヤ街とはこういう場所だという期待は，立花先生の言った通り，裏切られることになったが，「まぁ，現実はそういうもの」．見なければ何も語れない，見れば「案外そんなものか」．それが現実．</p>

<p>　雨がつらかった．僕らがつらかったというよりは，この雨の寒い中，そしてこれからの冬を彼らは超えていかなければならないのだろうな，という想像力から，つらさが湧いてきた．</p>

<p>　宿泊施設は期待通りのものがあった．冷暖房，カラーテレビ完備．ただ，僕らの泊まったところは幾分か高級なところだった．</p>

<p>　夜中に友人と会話した．夜な夜な語り尽くすという，僕の余裕のない日常では珍しいことだったが，山谷というある種の世の果て（と世間的に認知されている場所）で，素朴な「楽しみ」を得た．ビールを飲んだ．ビールは労働者の飲み物らしい．</p>

<p>　彼らと僕たちの住んでいる世界は違う．簡単に言うと，政治的態度が違う．僕たちは知的好奇心で彼らをピーピングするブルジョアジー，彼らはプロレタリアートだ．人は皆，党派性を帯びて生きている．その党派性は自己中心的なもので，人は皆自分の世界を住んでいる．そして，その世界の果てには穴が空いている．僕たちはその穴を見まいとして生きている．けれど，一回見てしまった穴は見なかったことにできない．</p>

<p>　一番，記憶に残っているのは，公園のトイレに「トイレで寝ないで下さい」という張り紙がしてあり，そこに寝ている人がいたという事実だった．その世界で住んでいる人間のメンタリティーはあまりにも，今の僕たちとかけ離れているだろう．</p>

<p>　リアリティ．それが体験ということ．皆，リアリティを抱えながら，楽しくない楽しさというアンビバレントを抱えて，朝，解散した．長くて短い一晩だった．</p>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>山谷へ行った　山根梨佳子</title>
		<link>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/16/%e5%b1%b1%e8%b0%b7%e3%81%b8%e8%a1%8c%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%80%e5%b1%b1%e6%a0%b9%e6%a2%a8%e4%bd%b3%e5%ad%90/</link>
		<comments>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/16/%e5%b1%b1%e8%b0%b7%e3%81%b8%e8%a1%8c%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%80%e5%b1%b1%e6%a0%b9%e6%a2%a8%e4%bd%b3%e5%ad%90/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Dec 2009 04:57:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>有賀 雄大</dc:creator>
				<category><![CDATA[その他]]></category>
		<category><![CDATA[山谷へ行ってきた]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/16/%e5%b1%b1%e8%b0%b7%e3%81%b8%e8%a1%8c%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%80%e5%b1%b1%e6%a0%b9%e6%a2%a8%e4%bd%b3%e5%ad%90/</guid>
		<description><![CDATA[「そのお酒はどうされているのですか？」私たちが聞いた。
男性たちの前におかれた缶ビールや漫画、お菓子。
確かにそれらは「仕事がない」現状には似つかわしくない嗜好品だった。
ところがこの質問はもう一人、二人の男性の奥にいた男性の逆鱗に触れることとなってしまった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　「これから山谷に行く。わくわくドキドキ！」ツイッターでそんなことをつぶやきながら、23時頃南千住駅に着いた。何もない。コンビニ、マック、商店街、だいたい東京都内のどの駅付近にも存在する商業的なものがなかった。<br />
「まぁこんなもんか。」</p>

<p>　先に到着していたメンバーと合流して宿へと向かった。宿に行くまでの道は大通に面していて、人気が少ない深夜の町、というだけで何か非日常的な、暗く陰気な雰囲気が格別漂っていたわけではなかった。しばらく歩いていると、普通の人でない人を見た。ただ歩道の脇につっ立って、ガウンのようなものを羽織っていたようだが寒いのだろうか、小刻みに揺れていた。そして何かをぶつぶつを呟いていたような気がしないでもない。服は全身薄汚い黒だった。<br />
その人の前を通り過ぎる前に、ふと私は会話をするのを止めていた。目の前は少しうつむきながら通り過ぎた。<br />
やはり後ろめたさがあったことは否定できない。通り過ぎ終わってからまた静かに会話を再開した。<br />
「あの人、そうだよね？」</p>

<p>　宿に到着し、軽く打ち合わせをした後、少しばかり山谷を歩いてみることにした。おそらく一番ホームレスが多かった場所、アーケード「いろは会」に行ってみた。アーケードの両脇にはずらりとホームレスの方々が端から端まで並んでいた。大半の人たちはそのまま床に段ボールを敷いて寝ていた。中には部屋のようなものを作ってその中にいた人たちもいた。<br />
彼らがどんな生活をしているのか、知りたかった。だから私は視線を彼らに向けた。なんてことはなかった。彼らはもう寝ていたから。</p>

<p>　他にも気になることはあった。<br />
いろは会の中にあった大きな家とマンション。どちらもとても新しくきれいだった。<br />
大きな家には、セコムが付いており、マンションもオートロック付き。決してホームレスの人が家宅侵入するとは思えないが、住人たちにとってセキュリティの問題は切実だろう。<br />
とにかくとても気になった。何故こんなところに家を建てたのか、何故こんな物騒なところにあるマンションに住もうと思ったのか。<br />
私だったらここは選ばないとはっきりと思えた。<br />
そのくらい「いろは会」は普通のごくありふれた商店街とは違っていた。暗くて不気味で、出来れば通りたくないようなところなのだ。</p>

<p>　いろは会を歩きながら視線を上にあげてみると、一軒のお店の二階の窓から人が外を見ているのがわかった。<br />
女性で、年はおそらく40代。私の視線には気付かなかったようだが、私の前を歩いていた数人のゼミ生に冷ややかな視線を向けていた。彼女の視線が移動し、一瞬目が合った気がした。と思うと、すでに窓は閉じられていた。<br />
すりガラスの窓の奥にはその女性以外にもう一人誰かがいるのがわかった。
2人はこの建物で生活している夫婦だろうか？朝になったら1階に降りてきて、商売を始めるのだろうか？<br />
少ない情報から私は必死に思いを巡らせたものの、彼女の冷ややかな視線ばかりが何度も思い返されるだけだった。今頃私たちについて何か話しているのだろうか？それとも話題にするにも値しないのだろうか。<br />
なんとなく彼女の視線は「また来たよ、こういう連中」と言っているような気がしたのだけど。</p>

<p>　宿に戻る間、とにかく彼らの生活に結び付きそうなものを見ておきたかった。
自販機が安いかどうか、ゴミが捨てられている場所ではどんなゴミがあるかも見た。ビームスのオレンジのショップバッグがゴミ山に捨てられていた。辺りを見回すとそこはすでに普通の住宅街。ほんの少しいろは会を抜ければ、もう東京都荒川区であって「山谷」ではないみたいだった。<br />
ビームスで買い物をするような世代の人だってそりゃあいるよなぁ。</p>

<p>結局彼らの生活を垣間見れるようなアイテムに遭遇することはできなかった。</p>

<p>　翌朝4時にメンバー全員で宿を出た。
もしそこでツイッターで何かつぶやいていたとしたら「山谷見学本格始動なう！わくわくドキドキ。でも雨ヤバイorz」とかそんな程度だったと思う。つまり前日の23時の気分と大して変わっていなかった。雨もまた前日同様、激しく降り続いていた。</p>

<p>　まずどろぼう市が開催されるという神社に向かった。宿からは徒歩10分弱。<br />
神社付近で、一人の男性が私たち一行に近付いてきた。足もとがふらついていたし、何か言葉を発していた。私は視線を合わせないようにした。間違いなくホームレスだった。服の襤褸臭いところや、肌の色、髪のボサボサ加減。なぜ一目見ただけでわかってしまうのだろう。確認したわけではない。でもこうやって見分けられるのは私だけではないはず。「からまれたくない」どこか恐怖感にも似た感情によって、私はその人の存在を完全に無視したのではなく、存在を確認した上であえて距離をとった。</p>

<p>　どろぼう市が行われていないことがわかった後、私たちは仕事を捌く会場となっているところに向かった。<br />
途中、大きな公園があった。いや、公園というにはもはやふさわしくない。彼らの居住空間が存在していた。人が歩く通路を除いて、一面青いビニールシートで覆われた彼らの「家」の横を無言で通りすぎていった。<br />
カメラを提げていた私は彼らの「家」を撮っていった。「家」だから問題ない。でも本当だったらいろんな角度から撮りたかったのが本音である。しかしそんなことは出来ない。<br />
青いビニールシートは誰かの造ったオブジェでも何でもない。彼らの「家」。<br />
まだ陽が昇っておらず暗かったせいもあって、視点が硬直したつまらない記録写真しか撮れなかった。仕方がなかったとはいえ、少し歯がゆい気持ちになった。</p>

<p>　何度がホームレスの方の目覚まし時計が鳴るのを耳にし、実際ホームレスの方が起きているのも見た。<br />
そろそろ山谷の町が動き出すのではないかと私は“期待”に胸を膨らませた。しかし会場だとされていたところでその気配はなかった。しばらくその近辺をぐるぐると回ったりしたものの、どうやらこちらも空振りのようだった。<br />
残念だった。せっかくだから見たかったのに。</p>

<p>途中コンビニにより休憩を挟みながら、今後の動きを確認して、再びアーケード「いろは会」に戻ってみることにした。</p>

<p>　一見するといろは会は特に変わった様子ないようだった。ところが入口付近で一人の男性が話しかけてきた。何と言っていたのか覚えていない。初めはろくに返答もせず曖昧にやり過ごし、少々進んでみた。<br />
しかし既に時間は6時ごろ。とにかく何か情報が欲しかった。「あのおじさんに話しかけちゃえばよかったね」<br />
そんな会話をしていたら、話しかけるのが有効な気がしてきて、来た道を引き返し先ほどの男性に近付いた。<br />
「どっか行くの？」男性から再び話しかけてくれた。すかさず「逆にどこかへ行かれるんですか？」一緒にいた廣安さんが聞き返した。<br />
すると彼は話始めた。「行く場所なんてない」最近、日雇いの仕事が全然なくなってしまったとのこと。<br />
隣にいた別の男性も話始めた。資格がなければ仕事はないと言ったり、それでも今どき資格を持っていても仕事がないということ。さらに彼は「どうにかしてほしい」と懇願もしていた。<br />
私たちと彼らで会話のキャッチボールが成立していたかというと、微妙なところで、初めに話しかけてきた男性は「だいたいこのくらいの時間にいつも起きるのですか？」という私の質問に丁寧に答えてくれたのだが、もう一人の男性は一方的に話しているようだった。なるべく彼らの話を引き出したかった私はとにかく聞くようにした。真剣に、彼らの話に耳を傾けていた。</p>

<p>「そのお酒はどうされているのですか？」私たちが聞いた。</p>

<p>男性たちの前におかれた缶ビールや漫画、お菓子。<br />
確かにそれらは「仕事がない」現状には似つかわしくない嗜好品だった。</p>

<p>　ところがこの質問はもう一人、二人の男性の奥にいた男性の逆鱗に触れることとなってしまった。<br />
「何が言いてぇんだよ、てめぇら。買ってんだよ!!」「さっさと帰れよ」<br />
そんなようなことを言っていたと思う。私はあまりに急な展開に当惑していた。手前で話をしていた男性二人にしか目が行っていなかったので、まず2人の他に男性がいたことすら気づいていなかった。そしてその第3の彼が突然激怒するとは。初めに話しかけた男性も激怒した彼に合わせるように「じゃあね」と突き放した。<br />
私たちはただ「すみませんでした」と謝って足早に去っていった。</p>

<p>「もうこれ以上追及するのはよそう。」<br />
そういった空気が私たちの間に立ちこめていた。</p>

<p>　何日か後にたまたま労働者にも取材したことがあるジャーナリストの方とお話をする機会があり、
山谷であった出来事を話してみた。日雇い労働者は人とコミュニケーションすることに餓えている、と言っていた。仕事がなければ宿に引きこもることになる。そういった生活の中で、人は他人とどう接すればいいのかわからなくなる。そうするとお酒を飲むしか人とコミュニケーション出来なくなり、お酒が手放せなくなるのだと。<br />
昔は山谷にはもっと立ち飲み屋がたくさんあったのだという。今セブンイレブンとなっている場所には「世界本店」という山谷を代表する飲み屋があった。現在、そのセブンイレブンのドアには「世界本店」と書いてある。<br />
彼の話が絶対ではないのだが、そういった事情がありうることは頭に入れておきたい。</p>

<p>　いろは会で私たちはホームレスと会話をした。僅かながらコミュニケーションをしたのである。<br />
あくまでも推察にすぎないが、結果突き放すことになったはものの、やはり彼らは私たちと話したかったのではないかと思う。いつも同じ人といるよりも少しでも外部の人間と話がしたかったのではないか。<br />
だから男性は私たちにフランクに話しかけてきたのだと思う。<br />
隣で私たちに資格の必要性を訴え、どうにかしてほしいと懇願したのは紛れもない事実なのだから。</p>

<p>　と同時に、話をしなかった大多数のホームレスの方々がいたことを私は忘れることが出来ない。<br />
特に話をした3人組の向かい側にいた男女2人の姿。2人は焦点があっていないようだった。ただ一点を見つめて座っていた。2人の視界に入るようなところにたとえ私がいても、二人からは私は見えないのではないかと思う。<br />
「こんにちは」と私が言っても何も反応をくれない気がする。</p>

<p>私たちのような外部の人間を認知してくれているだけでいい。<br />
怒ってくれるだけでも、人間味がある。</p>

<p>　帰りの電車の中で私が言わんとしていることを近藤くんが「精神構造が違う」と言ってくれた。<br />
話が出来ないと思った大多数のホームレスの人と私たちとでは精神構造が違ってきてしまっているため、
健全なコミュニケーションがもう出来ない。そんな仮説が浮かんだ。</p>

<p>直接寄付をする前にまず精神を通わせる必要があると私は思った。
そうでなければ寄付なんて絶対に出来ない。<br />
というよりも本当に彼らが必要としているものを理解できない。</p>

<p>　ホームレスの炊き出しのボランティアをやっている人に先日偶然話を聞くことができた。<br />
炊き出しを定期的にしていると、向こうもこちらを覚えてくれて話せるようになるとのこと。
しかも彼女はホームレスの写真を撮っている。</p>

<p>ひとまず私は炊き出しに行こうと思う。<br />
それからでないと寄付の問題も、ホームレスという大きなくくりでの問題も何もわからない。<br />
踏み出してしまったからには自分が納得するまでゆっくりでもいいからこの問題に向き合っていきたい。</p>

<p>山谷から帰る電車の中で私はつぶやいた。<br />
「山谷見学終わる。さすがに考えさせられる。難しいけど、もっと理解したいとは思う6:38 AM Nov 11th」</p>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ガイアを追いかけてー取材前文ー</title>
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		<pubDate>Wed, 16 Dec 2009 03:14:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>雨宮 新</dc:creator>
				<category><![CDATA[ガイア仮説]]></category>

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		<description><![CDATA[「ガイア仮説」とは一体何なのかを知るために、私たちは２つの取材を行った。
日本大学の森山茂教授は、「地球生理学」を専門としている、ガイア論に関する研究をしている日本有数の研究者である。仮説として提唱され盛んに議論されて [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「ガイア仮説」とは一体何なのかを知るために、私たちは２つの取材を行った。</p>
<p>日本大学の森山茂教授は、「地球生理学」を専門としている、ガイア論に関する研究をしている日本有数の研究者である。仮説として提唱され盛んに議論されていた当時から、地球科学者としてガイア論に強い関心をもち、国際会議への参加やラブロック博士との対談を経験し、現在でも地球生命に関する独自の研究を続けている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>森山教授は、地球上の生命と環境の相互作用について、「オートポイエーシス」と呼ばれるシステム論の新しい概念を用いての説明を試みている。従来の思考を大きく転換し、現在も日々進化を続ける最新のシステム論は、生命について全く新鮮な捉え方を私たちに提示する可能性を感じさせるものだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ガイア理論はまた、学説としての正当性には議論が続けられているにも関わらず、多くの一般の人々に共感され、さまざまな運動に影響を与えている、思想的な側面も持ったものであることは注目すべきことである。私たちは、その思想を表現に結びつけた人物として、映画「地球交響曲」を制作した、龍村仁監督に対しても取材を行った。</p>
<p>「地球交響曲」は、世界中の様々な分野の第一人者たちが出演する、ドキュメンタリー映画である。自主上映という形でありながら、広く一般の人々の注目を集め、高い評価を受けている。</p>
<p>作品では、それぞれの登場人物がその生き様や言葉のひとつひとつによって、ガイア理論にも通ずる共生の思想を、ひとつの交響曲のように紡ぎだしている。そこにはガイア理論の提唱者であるラブロック博士も出演している。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>龍村監督はひとりの表現者として、どのようにガイア理論を受け止め、映画の登場人物たちを通してどんな表現をしようとしたのだろうか。</p>
<p>共生、調和、そして魂、そうした言葉で語られるメッセージは一見すると宗教的にも映るかもしれない。だが、それが表現する世界観は非常にシンプルで、私たちにも受け入れやすいものであり、さまざまな思想に通じる非常に根源的なものであったように思えた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この２つの取材を通して、ガイア理論というひとつの考え方が示した地球観や生命観がどのようなものであり、これからどのように発展していくのか、お伝えすることができればと思う。</p>
<p>（取材記作成中）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>山谷見学を終えて	廣瀬正義</title>
		<link>http://kenbunden.net/wpmu/blog/2009/12/16/%e5%b1%b1%e8%b0%b7%e8%a6%8b%e5%ad%a6%e3%82%92%e7%b5%82%e3%81%88%e3%81%a6%e5%bb%a3%e7%80%ac%e6%ad%a3%e7%be%a9/</link>
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		<pubDate>Wed, 16 Dec 2009 03:11:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>有賀 雄大</dc:creator>
				<category><![CDATA[プロジェクト]]></category>
		<category><![CDATA[山谷へ行ってきた]]></category>

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		<description><![CDATA[僕は山谷に行って何を得られたのだろうか。</p>

<p>このフィールドワークの数日前、友人に本企画の概要について話すと、「何、その上から目線！？」と軽蔑と困惑が入り混じったような反応をされた。
そういった活動の意図するところは結局、「かわいそうな人に善意で恵んであげる」ことで「慈悲深い自分」に酔うことではないのか、偽善ではないのか、と友人は言った。
この言葉が胸につかえていた。山谷を歩きながら悶々と考えていた。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2009年11月10日、僕らは日雇い労働者の町・山谷へ行った。
午後7時ごろ、南千住の駅へ降り立つ。<br />
どんな地獄が、非日常が、僕らを待っているのだろう。胸が高鳴る。<br />
駅へ降り立ち、ドキドキしながらひっそりとした山谷の町へ歩みを進める。</p>

<p>しかし期待に反して、山谷の町は今では開発が進んでいてきれいなものだった<br />。
こじゃれた喫茶店もあれば新築のファミリーマンションだってある。それらしいものと言えば多少の簡易旅館くらいか。それだって簡易旅館とは名ばかりでビジネスホテルと言ってもいいようなきれいなものだ。ホームレスもいるにはいるが、よそでみるのと別段変わりないし血色も悪くない。まぁ若干数が多いくらい。</p>

<p>僕の地元である大阪の方がずっとひどいもんだ。<br />
スラムと言えば、何度か大阪の「あいりん地区」へ行ったことがあるが、はるかに劣悪だった。駅を降りるとむっと鼻を突く、すえた酒と小便のにおい。コンビニのトイレでは「注射器を捨てるな」との張り紙があり、便器のそばには白い粉の残ったパケが捨ててある。自販機では缶コーヒーが40円で売られ、数百円で泊まれる簡易旅館が軒を連ねる。ガラクタを売る路上市場のはずれでは老女が道端で座り小便をしている。</p>

<p>なんだ、山谷、大したことないじゃないか。<br />
退屈だな。そう思った。退屈だな、と。</p>

<p>ここまで読まれたら、皆さんはまず違和感を持たれているはずである。</p>

<p>なんだ、こいつは？怖いものみたさだけで山谷に行ったのか？大阪のあいりん地区の方がひどいだ？珍しい体験してるって自己顕示したいだけじゃないか。結局、こいつは日雇い労働者の街・山谷に行ったんだっていう箔を付けたかっただけじゃないのか。<br />
ホームレスの方々へ血色も悪くないだと？なんて言いぐさだ。彼らは人間だぞ。勝手にものみたいに値ぶみじみたマネしやがって。何様のつもりだ。</p>

<p>そう思われたのではないだろうか。<br />
あえて、そういう角が立つ書き方をした。<p>

<p>僕の人間性が疑われるかもしれない。しかし実際、当初の僕の率直な感想は、つまるところ上で書いたようなものだったのである。<br />
つまり、非日常的な刺激、珍しい体験をしたという経験、話題のネタ。そうしたものが欲しくて山谷に行ったのだ。<br />
なんという自己中心的思考！同じ人間である他者の苦境を自己満足・自己顕示の道具として利用する自己中心主義！自分の心ながらおぞましい。</p>

<p>何より最悪なのは、そうしたドロドロした心情を「貧困の現場を直視することで貧困について考えるきっかけ・土台を作る」といったきれいごとのオブラートでつつみこみ、あたかも世のため人のために高尚な活動をしているかのように欺いていたことだ。それも他者をではない。自分自身を、である。</p>

<p>僕は山谷に行って何を得られたのだろうか。</p>

<p>このフィールドワークの数日前、友人に本企画の概要について話すと、「何、その上から目線！？」と軽蔑と困惑が入り混じったような反応をされた。<br />
そういった活動の意図するところは結局、「かわいそうな人に善意で恵んであげる」ことで「慈悲深い自分」に酔うことではないのか、偽善ではないのか、と友人は言った。</p>

<p>この言葉が胸につかえていた。山谷を歩きながら悶々と考えていた。</p>

<p>その晩、ある男性に「青二才が！気安くヤマ来んじゃねぇ！」とどなられた。<br />
愛想よく対応してくれる人がいたので気を良くして彼らの生活について質問していると、そばにいた人に「おめぇ、一体何が言いたいんだ？」とすごまれた。<br />
彼らの顔は怒りで紅潮し、ぶるぶると震えていた。<br />
僕は罪悪感でいっぱいになった。怒鳴られて怖気づいたからではない。自分の自己中心性にようやく気付いたからである。</p>

<p>行動しない善より行動する偽善とはよく言われる。しかし果たして福祉はそうした消極的な偽善に帰着するべきなのだろうか。僕はそうは思わない。</p>

<p>本企画の核には「他者への共感」があるが、福祉も本来、共感に基づくものだろう。<br />
共感を持つことが第一歩なのだ。共感があってこその福祉だ。</p>

<p>動物園でも見るような気分で山谷に行った自分に決定的に欠けていたもの。それは他者へ共感を持とうとする姿勢だったのだ。</p>

<p>それでは、その人と人とを人間的に近づける共感のきっかけになるものとはなんだろう。僕はそれは「対話」だと感じる。</p>

<p>そしてやはり、山谷の福祉センターには「人生、家族、日々の悩み、どんなことでも話聞きます」と書かれた看板があった。</p>

<p>人を救うのは衣食住の支援だけではない。他者に自分を理解してもらい、一人の人間として尊重してもらうことが、必要不可欠だ。</p>

<p>人に興味を持ち、共感すること。独りよがりにならないために、他者といきていくために、必須だろう。無関心が人を殺すのだ。</p>

<p>貧しい人に対して、モノとしてではなく人間として近付く第一歩は対話なのかもしれない。</p>

<p>山谷に行ってそんなことを思った。</p>]]></content:encoded>
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