七夕だ、ダークマターの話をしよう。
宇宙の質量の大半を占めている物質、ダークマター。だが、我々人類は、まだそれを見ることさえできていない。
一応、「ダークマターは未知の素粒子」という説が、最も有力になってはいる。
しかし、あの有名な素粒子物理学者・戸塚洋二先生さえ「何で見つからないんでしょうかね・・・?」と首を傾げてしまうほどの、見えない物質。それが、ダークマターである。
そして、そのダークマターを観測できるかもしれない装置が、まもなく岐阜県の山奥、「神岡」の地下に完成しようとしている。
東京大学・神岡宇宙素粒子研究所が誇る、ダークマター検出装置「XMASS」である。
この装置、研究所の公式ホームページによれば、今年の秋には観測を開始するという。液体キセノンを使って、これまでの世界最高感度の装置の100倍の感度を得ることができるらしい。
この装置で、ダークマターがキセノンとぶつかる時に出るわずかな光を捉えることができれば、こりゃ、大ニュースが世界を駆け巡ること間違いなし! 皆さん、今年は、神岡に要注意ですよ。
最後に、天文学・物理学に始めて触れた人のために、わかりやすく、端的に。
宇宙。
今見えるるのは4%。
今秋、XMASSで見えるかもしれないのが22%。
皆目見当もつかないエネルギーが74%。
(質量エネルギーを基準とした場合)
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