分らなかった。 分らなかったことが分った…のか?
これだけだとナニガナニヤラなので、少ないが私が見て取ったことを書いて置こう。 何を感じたか、はとても纏めきれないので、知りたければ言葉選びからなんとなく推測して欲しい。 丸投げだな。 ナニガナニヤラがそのまま感じたことか?余り間違っていないだろう。 それでも敢えて一つだけ書くとすれば、そこそこ劇的BeforeAfter
- Before「カメラを持ってくるべきだった。」
- After「やっぱり持って来なくて良かったかな。静止画で伝わらない部分が多過ぎる。」
ま、折角私が行ったその日(※注:私は寝るまで次の日になったとは認めないぞ)に感想なぞ書いているからには、 読んだ人の一人でも訪ってくれれば大変嬉しいのである。 会期最終日でもあるから、さぞ込んでいるだろうけど…。
それは兎も角、私が何を見たか。 先ず最初にカオス*ラウンジと言う単語に触れたのは、Twitter経由だった。5/10だから、二週間ほど前だ。 色々あったり忘れていたりしたため、今日に至るまで結局行かず終いだったのだが、 朝アルバイトに出かける時にふと思い出したので、帰りに寄ってみることにしたのである。 決心したのは会期が終る直前だったのも非常に大きい。 感想を書くと人に言ってしまった手前、行かずに書くのはまずかろう(オイ)。 地図を頭に染み込ませ、バイト明けの新宿をふらふらと出発したのであった。 殆どサイトも読まず、全然予備知識なしで行ったのであった。
渋谷駅で降りて、迷子になる自分を想像して戦々恐々しつつ(私は屋外で基本的に通信手段がないので迷子は結構致命的なのだ)、 びくびくしながらカオスラウンジがあるはずの場所に向かった。 詳しい場所等は百聞は一見に若かず。カオス*ラウンジの公式ページを見て欲しい。 かなり分りにくい場所にあるので途中かなりヒヤヒヤしたが、何とか着。
会場(B1F)に着いて先ず目に付いたのが、予想外の面積だった。 元々そう広くない-25㎡くらいだろうか?-空間にかなりの人とモノが詰め込まれている。 更に会場中央を占領しているジャンクPCの高さ2mを越すタワーから、四方八方の壁に毛糸が渡され、 その糸に様々な紙を千切ったり塗ったり張ったりした合成物が端から端まで垂らしてあり、視界と行動を制限している。 足元にも似たような紙の混合物が散乱していて、少し怖い。 確認しただけで3台-多分もっとあった-のプロジェクタがてんでバラバラな映像を流し続け、 よく分からない音楽や聴いたことある音楽のリミックス-DJ2人がその場で色々やっていたようだ-と思しきものが大音量で流れ続け、 誰が見せる側で誰が見る側なのか判然とせず、 座り込んでPCに向かっている人や、 寝袋の中に入っている人や、 ポップンをハイレベルにプレイし続ける人や、 酒飲んでる人や、 写真撮ってる人や、 ただ呆然と立ちすくんでいる人-私など-や、 踊り狂ってる人や、 同人誌を破って合成物を作ったり自分の体に貼り付けたりしている人や、 もう各人が思い思いの場所で思い思いに行動しており、 情報が飽和している空間だった。 正確にはこれらが全て同時に起きた訳ではないが、だいたいあってる。 正に-原義の意味で-カオスである。 経験を分りやすく圧縮しようとしても圧縮できないと言うことは秩序がないということな訳だ。 つまりこの空間を伝えられなくても私の表現力不足ではな(ry
無理を承知であの空間の雰囲気を伝えようとするなら、こんな感じだろう。 まず、ゲームセンターを想像して欲しい。 薄暗く、様々な音、しかも大音量、に溢れている。 それなりの人口密度で、各人は自分の好きなことをしている。 お互いの交流は距離が近ければあるが、遠くだとあまりはっきりしない。 そんな空間がまずある。 それとは別に、オタク-ギークと言うべきか-の部屋を想像して欲しい。 個人的な空間で、好きなものばかりが並べてある。 本人には分るが余人には分らない基準と法則でものが選ばれ、配置されている。 “非実在青少年”が一杯出てくるような同人誌の割合が高かったりする。 そして欠かせないのがPCとプロジェクタetc. そんなオタクの部屋が複数人で共同利用されている。 面積は個人の部屋よりは大分大きくて、オタクの溜まり場と言うほうが的確か。 利用者各人のテリトリーは余りはっきりしている訳ではなくて、 私室の規模が大きくなって、より混沌を深めた、そんな部屋である。
さて、この二つ-ゲームセンターとオタクの溜まり場-を強引に結合して欲しい。 具体的には、ゲームセンターの真ん中のゲーム機を何台か撤去して、 そこに四角いスペースを間仕切り、その内側をオタクの溜まり場にしてみて欲しい。 出来ただろうか? これがカオス*ラウンジを私の能力でまとめられる限度である。 全然パブリック・スペースらしさがないって所が秩序と言えば秩序なのか?
さて、分らなかったでしょう? もっと分からなくなりたかったら、是非会場に足を運んでみて欲しい。 最後に一つだけ注意事項だが、”非実在青少年”規制大賛成とか言う人は行かない方が良いだろう。 何か義理があるわけではないけれど、珍しい体験をしたのだから、宣伝しても罰は当たるまい。 文章を書いていたら今日が随分遠くに行ってしまったが、 私の思考も遠くに飛んで行きかけているので、そろそろ今日を終らせたい。 皆様良い明日を。