『好き好き大好き超愛してる』を読んだ。
私がおよそ読みそうにないタイプの本であるし、
実際明日(下書きをしているうちに日付が変わらないといいのだが)に備えるという目的がなければ、
多分私は読まなかったであろう本だ。
…ストレートに書くと酷評に見えるかもしれないので、ちょっとソフトに書こうか…。
この発言が既に酷評とか言わないように。まぁ気を取り直していきましょう。
本を開いて最初の感想は、「…行間、広くね?」だった。正直驚いた。
まぁ飛ばし読み(←警告1!)するのには適していると思ったが、ちょっとスカスカじゃね?とどうしても思ってしまう。
根が貧乏性なのだろう、同じ値段ならよりページ数が多くて文字数も多いほうがお得な感じがしてしまうのだ。
ついでに言えば、全体のデザイン、表紙、ページ数を表記した飾り文字などを見るにつけ、
あからさまに”女性向け”に作ってありますね。この本。(←警告2!)
その段階で、「覚悟のない男性読者」であるワタクシメにはダメージがでかかった。(←警告3!)
基本的に、私は物語の類については公の場でネタばれしないことにしているのだが、
今回は多少仄めかすことにしよう。許して誰かさん。
形式としては、短編集に近い。”恋愛”をテーマにしたと思しき短編
(思しいのは私にゃ恋愛が分からんからであって、決して「恋愛を書いてない」とか言いたいわけじゃないからね!)が、6つ位あって、
その内3つは明らかに一つのストーリーを分割してあるのだが、残りと”本体”の関係は定かではない。
“本体”の主人公である小説家の書いた作品と読めないこともないのだが、なんかちょっとちぐはぐ。よく分からない。
すべての共通点は、「男女の恋愛を扱ってい」て、「女性が死にそう」あるいは「女性が死ぬ」。で、「男は肉体的にはぴんぴんしたまま残る」。
悲恋ってやつなんでしょうか。
書評を書いている内にどんどん分析的になっていく自分に嫌気がさしているのだが、まぁ自分Zの暴走を暫くは放置しようか。
恋愛を外的要因で”破壊”して、何が恋愛なのかとか、成立要件(妙な表現だ)とかを明らかにするってことなんでしょうかね?
あとは”祈り”ですか。願望を吐露することに意味があるのだ、みたいな?
いつも言い訳がましい文章を書く私ではあるが、ここまで言い訳がましいのも珍しい…。
私は、作中で登場した”ASMA(アズマと読ませる)”や”アダムとイヴのろっ骨融合”といったSF的ガジェットに目を奪われ、登場する”神”との戦争のような、
物語の背景にばかり注意を向けていた。全くどうでもいいが肋骨は漢字で書いて欲しい。
世界観とか設定好きの典型的SFスキーとしては、「キリスト教ネタか!?」とかドキドキワクワクしたのに詳細が語られず大変残念である。無念。
一般的なこの本の読者層からすれば、それこそこういう”些細な”ギミックはどうでも良いのかなー。
こういう、女性にターゲットを絞った(は言過ぎですかね?)本が、大学の読書サークルから多くの票を集めたとなると、極単純な推論をすれば、こういったサークルの構成員には女性が多いと言うことに。
幾ら何でも安直すぎだって?いや意外に安直な推論が当たるから世の中恐ろしい。(←警告4!)
あと目に留まった、というよりも気に入ったのは、主人公?の小説家と、その恋人(故人)の中学生の弟の会話の中で登場する、「友達がメタ化している」と言う表現とか、その辺のくだり。
私の解釈では、「友達」という関係がどういうものかに関する暗黙の了解が出来上がっていて、その枠にはまった「友達」という役を誰もが演じていると言うか、まぁそんな話らしい。
概念的な形式が実際の人間関係を規定しているみたいな。これは中々面白かった。
ただひたすら恋愛が分からんSFヲタの愚痴みたいな文章になってしまったけれども、普段小説を読む時にはこんな感じで読んでます。多分。
ここまで物語の流れに入り込んでないのもそれはそれで珍しいんだけど(←警告5!)、まぁそれは文章の責任よりも、私自身が気が急いていて立読みの斜め読みで1時間程度で読んだが故って部分が遥かに大きいです。
弁護に成っている様な成っていない様な…。
果たしてこんな評価を下す人物が某企画に参加していいのか!?甚だ怪しい所ではありますが、深く突っ込まないで下さい。 最後に全くどうでも良いことをもう一つだけ(コロンボか!)。このタイトル、変換するといつも「寵愛してる」になって笑ってしまう。どこの光源氏だ(笑)。お後が宜しくないようで。
お口直し(?)に,気に入りそうな話題を。
もしかしたら,先学期の試験が終わったあの日,六本木で見たのを記憶しているかもしれません。
“Type Trace”( http://typetrace.jp/ )には,舞城王太郎が使われてましたよね。
ちなみに舞城氏は関係ないですが,“rigureto”( http://rigureto.jp/ )は同じ会社がやっているプロジェクト。
TypeTraceと言われてもとっさに思い出せなかったw
リンクを飛んで、”メディア芸術祭”って字面を見てやっと思い出しましたよ。
あれは中々面白い試みでした。しかし本文の内容には全然注目してなかったな…。
あの文章、TypeTraceのサイトによれば、NHKのぶっ飛ばしちゃった某番組
『ザ☆ネットスター』のコーナーのノベライズ?みたいですね…。
仕事を選ばないと言うか、なんと言うか。
いや、この番組に悪印象がある訳ではないんですが。
(でもアチャーと言う感じは否めない)
アレ試験の最終日だったんでしたっけ…そこを忘れてますよw
時間感覚が希薄なんですよねー私。