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3月14日 ゼミ生講義「少女漫画ノススメ」概要(小林)

3月14日 (水) の定例会で行うプチゼミ生講義では「少女漫画ノススメ」と題して、大島弓子と萩尾望都(記事更新しました!)を題材に少女漫画の魅力についてプレゼンしたいと思います。

少女漫画はなにを描いているのか、その魅力はどこにあるのかといったことを考えていく予定です。

ひとまず“少女漫画”と聞いてもまったくぴんとこない人へ。

少年漫画と比べてみます。王道の少年・青年漫画には、主人公が敵を倒し仲間を助けどんどん強くなっていく、という構造を持つ作品が多いです。もちろん「敵」や「強さ」にもバリエーションがあり、合間に「挫折」や「心の葛藤」も差し挟まれはするけれど、何かを乗り越え、強くなるという形が基本。まあ有名作品を思い浮かべてみてください。

一方、少女漫画では、ひたすら自分と世界との関係、自分と他者との関係が掘り下げられます。特に大島弓子の諸作品では、「自分に優しくはない世界」「他者から愛されない自分」といった主題に沿って物語が展開していきます。

そしてその素晴らしさは、決して「なりたかった存在になれました」というオチをつけることなく、「自分」が「この世界」で生きていることを限りなく肯定する物語が描かれているところにあるのです。

題名は適当だし私の偏愛に彩られた内容ですが、大島弓子を、萩尾望都を未だ知らない方は、このプレゼンを通じてその魅力の一端に触れてもらえればと思います。

漫画は、ジャンプやつげ義春、ちはやふるだけじゃない!