3.11-誰の日本が変わったのか

概要

当講演会は、宮台真司氏急病のため、中止となりました。

〈ニッポン〉は崩壊したのか〈日常〉は決壊したのか

駒場祭トークセッション

宮台真司×古市憲寿

2011年11月27日(日)
10:00~11:30
東京大学駒場キャンパス11号館1101教室

入場無料
どなたでもご入場いただけます

連絡先:311komaba[at]gmail.com
twitter @kenbunden2011
東京大学見聞伝主催 http://kenbunden.net

はじめに

90年代、複雑化する社会の中で若者たちを分析した、
異端の社会学者 宮台真司の著作『終わりなき日常を生きろ』から16年。
現代の〈若者〉は、生まれた時から〈終わりなき日常〉のなかに生きている。
そう簡単には崩れないこの〈日常〉は、3.11のあとも変わらず続いている。

「震災以後、ニッポンはまったく変わってしまった」
騒ぎだした大人たちを、
現代の“異端の”社会学者 古市憲寿は「楽しそうだよね」と冷笑する。
著書『絶望の国の幸福な若者たち』で、
仲間内での相互承認で癒されるがゆえに、
あえて〈社会〉を変えようとはしない若者たちの姿を描いた古市氏。
彼は、同じ若者の一人として「震災にリアリティを持てない」と言う。
それとは対照的に「震災に言及せずには価値や規範を語れなくなった」と語る宮台氏。

それぞれ若者論を持ち、世代を異にするふたりが、いま”震災と若者”について語る。

登壇者紹介

宮台真司先生

社会学者。1959年生。
首都大学東京教授。
著書『終わりなき日常を生きろーオウム完全克服マニュアル』(筑摩書房)
『宮台教授の就活原論』(太田出版) 等

古市憲寿先生

社会学者。1985年生。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。
著書『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』(光文社新書)
『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社) 等

アクセス

京王井の頭線駒場東大前駅から徒歩3分
東京大学駒場キャンパス11号館1101教室

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2011年11月27日(日)
10:00~11:30