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KENBUNDEN > 新入生のみなさんへ > Q&A 東京大学 立花ゼミ
Q. 科類に関係なく、誰でも入れますか?
A. はい。
東大前期課程の学生なら科類に関係なく誰でも入れます。


Q. 普段どんなことをしているのですか?
A. ごく簡潔に言えば、「見・聞・伝」というタイトルが表している通り、興味のある対象を見学したり、取材したりして、インターネット上に記事を書いています。
実際、取材から記事を書きあげるまでは、毎回かなりの時間と手間がかかります。また、取材内容によって、記事の形態も毎回変わってきます。それだけに、ひとつのプロジェクトを完遂する度、他では味わえない独特の感動が待っています。ココで書くとエンドレスになりそうなので・・・^_^; サークルオリやガイダンスに是非一度お越しくださいm(__)m


Q. 活動の自由度はどれくらいありますか?
A. 昨年の例をあげると、まず水曜6限のミーティングには、原則として毎週参加します。
また、大きな行事があるときはゼミ長から招集がかかることがありました。
その他、取材に参加するか否か、記事を書くか否かは、取材チーム内で分担を話し合ったり、取材リーダーが有志を募ったりしますので、基本的に自由です。都合が悪かったり、興味がなければ参加しなくても構いません。
ただし、今年の方針はまだ未定です。初回のミーティングで話し合い、ゼミ長よりお伝えします。


Q. ゼミ生必須の技能はありますか? 英語とか・・・
A. ありません。


Q. 事前に用意するものはありますか?
A. 絶対に買わなければならないものはありませんが、携帯電話はあった方がいいです。
また、普段の連絡にメールを多用するため、自宅にパソコンがあった方が便利ですが、大学のパソコンを使うこともできます。


Q. どのくらいの割合で希望の取材ができるのでしょうか?
A. まず、自分が取材したい取材先をミーティングで提案します。
賛同者が現れると、取材チームが結成されます。(一人での取材も可)
その後、メールや電話、手紙などで取材先へ取材を申し込みます。取材に成功する確率はだいたい7割くらいです。


Q. 東大の学生ではないのですが、ゼミに入れますか?
A. 現在、学外の学生に対して公募は行っていませんが、内容次第では活動に参加できます。意欲のある方は質問フォームよりお問い合わせください。
また、学外の方は授業登録することはできません。


Q. ゼミ生の話を聞きたいのですが?
A. サークルオリにお気軽にお越しください。(4月7,8日、1号館2階156教室にて) 強引な勧誘は一切致しません。
また、サークルオリに来られなかった方も、そのまま初回ガイダンスにお越しください。(4月9日、午後6時より5号館1階512教室にて)


Q. 途中でゼミ活動をやめることはできますか?
A. 活動は強制参加ではありませんので、できます。
ただし、授業登録をされているにもかかわらず途中で活動をやめられた場合、単位がつかないことがありますのでご了承ください。


Q. 立花隆さんとはどのような関係があるのですか?
A. 立花隆さんは「東大立花ゼミ」を主催する先生です。
立花先生はジャーナリストとして現役で活躍されていますが、東大の情報学環の教授でもあるので、その席を活かして授業を開いています。
ミーティングや取材活動などにも、かなりの割合で参加されます。


Q. シラバス(授業案内)の内容を教えてください。
A. 以下の通りです。
正式なものは、UTask-Webにログイン後、時間割コード「11432」で検索してください。
この授業は96〜97年の第1次立花ゼミ、05〜06年の第2次立花ゼミSCI、06〜07第3次立花ゼミ見聞伝を受け継いで開講されるゼミである。
 第1次立花ゼミは「調べて書く」をスローガンにして、「二十歳のころ」をはじめとする3冊の本を作り、「サイバーユニバーシティ」と言うサイトをつくった。
 第2次立花ゼミは、「巨大科学サイトを作ろう」をスローガンに、科学メディアサイト[サイSCI」を作り、オープン1ヶ月で100万ヒットを記録。
 第3次立花ゼミは、サイト名を「見聞伝」に変更してコンテンツは理系文系の両方で作っている。
「見聞伝」も、インターネットサイトに新しいメディアを作る試みである。そのフレームワークは、当座すでに走っているものを利用し、そのコンテンツを作る。このゼミは極めて自由度が高いゼミであるから、どんどん変えていくことが可能である。
「見たい 聞きたい」の部分は学外に積極的に出て取材する。立花ゼミの名前はすでに一定の存在感を獲得しているから普通ではなかなか見学できないものを見学したり,会えない人に会えたりできる。 「伝えたい」の部分は、サイトのコンテンツとして発信していくということである。

目標は、みんながやりたいことをやり、それが総合されて、バラエティに富んだ中身が充実したページが沢山できていくことである。
ページ作りの基本は、学生の自由な発意である。公序良俗に反さないかぎり何をしてもよい。ただし最低限のルール(学生間の合意で作っていく)を守ることは求められる。授業時間は、相談事が多いためしばしば延長される。
活動性が高い学生と、文章能力がある学生が尊重される。
コンピューターの技術があるにこしたことはないが、必須ではない。クリエイター的な能力を持つ人、企画マン、テレビ番組のプロデューサー的な能力を持つ人、総合雑誌の編集長のような能力を持つ人、アイディアが豊富、人と交渉して話をまとめていけるひとが求められる。
存在感あるページを作っていくつもりなので、何よりもやる気のある学生をもとめている。「サイ」や「見聞伝」のページを見て「こんなのじゃ 全然だめだ」と感じ、「ここはこうすべきだ」というアイディアが湧き、「よしおれがやってやる」という意欲を持つ人である。
具体的には1回目の授業で 簡単なイントロの後 「ページ作り」の体制作りのブレインストーミングをする。
受講希望者は
1 「二十歳のころ」を読んでおく。
2 「サイ」および「見聞伝」のページをみておく。
http://www.sci.gr.jp/
http://kenbunden.net/
3 どのようなコンテンツを作っていくのかアイデアを2つ3つ考えておく。

また、このゼミでは、インターネットサイトのコンテンツ作りの一つの手法として、学外に取材に出かけるだけでなく、学外から人を呼んで話を聞いたり、あるいは、講演会,シンポジウムを自ら催すということもやってきた。
特に 自然科学研究機構(国立天文台・基礎生物学研究所・分子科学研究所・核融合研究所)とは深い関係にあり、年2回催される同機構主催の一般市民向けシンポジウム「科学者が語る科学の最前線」(第1回 「見えてきた宇宙の謎、生命の謎、脳の謎」、第2回「爆発する光科学の世界」、第3回 「生物の生存戦略」では、プログラム作り、インターネットでの準備ページ、当日の記録・発信などをやってきた。また5月祭、駒場祭では独自のプログラムを持って参加し、いずれも大学の水準を抜く出色のプログラムを提供してきている。
コンテンツのアイデアとしては、このような催し物のアイデアであっても良い。

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